リフォームを検討するとき、図面や床材、壁紙の見本だけでは、完成後の部屋を想像しにくいことがあります。
「白い壁にすると、部屋全体はどのくらい明るくなるのか」
「和室を洋室に変えたら、どのような雰囲気になるのか」
「床や建具の色を変えて、家具を置いた状態も見てみたい」
このような不安を少しでも減らすため、北嶺建設では必要に応じて、現在のお部屋の写真をもとにしたリフォーム後のイメージ画像を提案に活用しています。
今回は、住宅リフォームのご相談を受け、生成AIのChatGPTを利用して作成した3室のイメージをご紹介します。
対象となったのは、次の空間です。
- 和室から洋室への変更
- ダイニングからフリールームへの変更
- 居間を明るいナチュラルな内装へ変更
なお、掲載する画像は実際の完成写真ではありません。打ち合わせの段階で、リフォーム後の方向性を共有するために作成した参考画像です。
なぜリフォーム後のイメージ画像を作成したのか
住宅のリフォームでは、使用する床材や壁紙、建具などをカタログや小さな見本で決めていきます。
しかし、小さな材料見本だけを見ても、それが部屋全体に施工された状態までは、なかなか想像できません。
建築パースも空間を確認するための有効な方法ですが、図面やパースを見ることに慣れていない方にとっては、実際の暮らしをイメージしにくい場合があります。
そこで今回は、実際の部屋の写真をもとに、写真に近いリフォーム後のイメージを作成しました。
部屋全体の色合いや明るさ、家具を置いたときの雰囲気を視覚的に確認することで、お客様と施工会社の間で完成後の認識を共有しやすくなります。
和室を明るい洋室へ変更するイメージ
リフォーム前の和室

既存の部屋は、畳、押入れ、木質系の天井などがある和室です。
和室としての落ち着きはありますが、今後の暮らし方を考え、床をフローリングに変更して洋室として使う計画を検討しました。
和室から洋室へ変更したイメージ

イメージ画像では、次のような方向性を表現しています。
- 畳を明るい木目の床に変更
- 壁を白系の内装に変更
- 天井を明るくしてダウンライトを配置
- 押入れを洋室に合う収納扉へ変更
- 窓にシンプルなカーテンを設置
- 木部を明るい色合いで統一
家具を置かずに作成しているため、寝室、個室、趣味の部屋など、さまざまな使い方を想像しやすい画像になっています。
ただし、押入れをクローゼットへ変更できるか、天井にダウンライトを設置できるかなどは、実際の下地や配線を確認してから判断します。
画像に表現されている内容が、そのまますべて施工できるとは限りません。
ダイニングを用途の広いフリールームへ
リフォーム前のダイニング

既存のダイニングには、食卓のほか、キッチンまわりのカウンターや間仕切りなどがあります。
今回の計画では、従来の使い方に限定せず、家族構成や生活の変化に合わせて活用できるフリールームとして検討しました。
ダイニングからフリールームへ変更したイメージ

イメージ画像では、白を基調とした壁と天井に、明るい木目の床や建具を組み合わせています。
画像内には丸いテーブルと椅子を配置していますが、これは使い方の一例です。
この空間は、例えば次のように利用できます。
- 家族が集まるセカンドリビング
- 食事やお茶を楽しむ場所
- 読書や趣味のための部屋
- 子どもの勉強や作業スペース
- 来客時に使用する多目的スペース
造作カウンターや窓下収納を設けた場合の雰囲気も、画像上で確認できるようにしています。
ただし、既存のキッチン設備や壁、カウンターを撤去できるかどうかは、配管、配線、構造などの調査が必要です。
AI画像では簡単に壁や設備をなくせますが、実際の住宅では撤去できない柱や壁がある場合もあります。
そのため、イメージ画像をそのまま工事内容にするのではなく、現地調査を行ったうえで、実現できる内容に調整します。
居間を明るいナチュラルな空間へ
リフォーム前の居間

既存の居間には大きな窓があり、外から自然光が入ることが長所です。
一方で、床、窓枠、開口部、天井付近の見切り材などに濃い木の色が使われており、室内全体は落ち着いた印象になっています。
現在の窓や隣室への開口を活かしながら、より明るく、すっきりとした居間にする方向でイメージを作成しました。
居間のリフォーム後イメージ

リフォーム後のイメージでは、次のような変更を表現しています。
- 床を明るい木目に変更
- 壁と天井を白系で統一
- 木部を明るい色合いに変更
- 白いレースカーテンを設置
- 白やベージュ系の家具を配置
- ラグを敷いて居間としてのまとまりを表現
既存の大きな窓から入る自然光と、明るい床や壁の組み合わせにより、現在とは異なる室内の印象を確認できます。
ソファ、テーブル、ラグ、カーテンなどは、空間の雰囲気を伝えるために配置したものです。実際の工事見積もりに含まれる家具や製品を示しているわけではありません。
写真に近いイメージだから分かりやすいこと
今回のような画像では、床、壁、天井、建具を変更したときの部屋全体のバランスを、一枚の写真に近い形で確認できます。
特に分かりやすいのは、次のような点です。
部屋全体の明るさ
白い壁や明るい床に変更した場合、室内がどのような印象になるのかを確認できます。
材料単体ではなく、窓や建具、家具を含めた状態で見ることができます。
色の組み合わせ
床、壁、建具、家具などの色が合っているかを、部屋全体で比較できます。
「ナチュラル」「明るい」「落ち着いた」といった言葉だけでは伝わりにくい希望も、画像があることで共有しやすくなります。
家具を置いた状態
リフォーム後の空室だけでは、実際の生活を想像しにくいことがあります。
家具やカーテン、ラグを置いたイメージを見ることで、生活を始めた後の雰囲気を考えやすくなります。
家族間でのイメージ共有
夫婦や親子で完成後の希望が異なる場合も、同じ画像を見ながら相談することで、意見を整理しやすくなります。
建築パースとAIイメージ画像は目的が異なります
AIで作成した画像が、建築パースや図面より優れているということではありません。
それぞれ確認できる内容が異なります。
建築パースや図面は、寸法、壁の位置、建具、設備、動線などを具体的に検討するために適しています。
一方、写真をもとにしたAIイメージ画像は、色合い、明るさ、家具を含めた室内の雰囲気を直感的に確認することに向いています。
北嶺建設では、画像だけで工事内容を決めるのではなく、現地調査、採寸、図面、材料見本、製品カタログなどと組み合わせて検討します。
AIイメージ画像を見る際の注意点
AIによる画像は、完成後を保証する完成予想図ではありません。
実際の住宅と異なる形状や寸法が生成される場合もあります。
特に、次の内容には注意が必要です。
- 窓や建具の大きさと位置
- 柱、壁、梁などの形状
- 部屋や家具の寸法
- 床材や壁紙の色、柄、質感
- 照明器具の種類と明るさ
- 日差しの入り方
- 収納内部の構造
- 家具、カーテン、観葉植物などの製品
- 撤去できる壁や設備の範囲
画像に描かれているものが、すべて見積もりや工事に含まれるわけではありません。
実際の仕様は、現地調査後に見積書や図面、材料見本などを確認しながら決定します。
この違いを明確にしたうえで使用することが重要です。
北嶺建設でのイメージ画像の活用方法
北嶺建設では、すべてのリフォームでAI画像を作成するわけではありません。
完成後の雰囲気を共有しにくい場合や、複数の内装案を比較したい場合などに、提案方法の一つとして活用します。
基本的には、次のような流れでリフォームを検討します。
- 現在のお困りごとや希望を確認
- 現地を調査して寸法や建物の状態を確認
- 必要に応じてイメージ画像を作成
- 画像と実際に施工可能な内容を照合
- 床材や壁紙、建具などの実物見本を確認
- 工事範囲と費用を見積書で確認
- 内容に納得いただいてから工事を実施
見た目のよい画像を作ることが目的ではありません。
完成後の認識のずれを減らし、お客様が納得して工事内容を選べるようにすることが目的です。
このような方に向いている提案です
写真をもとにしたイメージ画像は、次のような方に役立ちます。
- リフォーム後の部屋を想像することが難しい方
- 図面や建築パースを見ても分かりにくい方
- 和室を洋室にするか迷っている方
- 床や壁紙の色選びに不安がある方
- 暗い室内を明るい雰囲気に変えたい方
- 家族でリフォーム後の希望を共有したい方
- 工事後に「思っていた印象と違った」となることを避けたい方
特に、現在の間取りを大きく変えずに、床、壁、天井、建具などを変更したい場合は、内装の違いを比較する資料として活用しやすい方法です。
札幌市・近郊の住宅リフォームをご相談ください
北嶺建設では、札幌市内を中心に、北広島市、江別市、恵庭市などで住宅リフォームのご相談を承っています。
内装を新しくするだけではなく、現在の不便や今後の暮らし方を確認し、必要な工事の優先順位を整理しながらご提案します。
「和室を洋室にした状態を見てから検討したい」
「床や壁を明るくしたら、自宅がどう変わるか知りたい」
「図面だけでは家族に説明しにくい」
このような場合は、現在のお部屋の写真を見ながらご相談ください。
まとめ
リフォーム後の姿を正確に想像することは、建築に慣れていない方にとって簡単ではありません。
写真をもとにしたAIイメージ画像は、部屋全体の明るさ、色の組み合わせ、家具を置いたときの雰囲気を確認するために役立ちます。
一方で、画像は工事図面や正式な仕様書ではなく、実際の完成状態を保証するものでもありません。現地調査や採寸を行い、施工できる内容と照らし合わせる必要があります。
北嶺建設では、イメージ画像の分かりやすさと、現場を確認したうえでの現実的な工事計画を組み合わせ、お客様と完成後の方向性を共有しながらリフォームをご提案します。
よくあるご質問
AIで作成したイメージ画像どおりにリフォームできますか?
AIイメージ画像は、完成後の雰囲気や色の方向性を確認するための参考資料です。実際の完成状態を保証するものではありません。
画像上では簡単に壁や柱、収納などを変更できますが、実際には建物の構造や下地、配線、配管などによって施工できない場合があります。現地調査を行い、実現可能な工事内容に調整したうえでご提案します。
自宅の写真からリフォーム後のイメージ画像を作成してもらえますか?
工事内容や検討状況に応じて、現在のお部屋の写真をもとにイメージ画像を作成することがあります。
ただし、すべてのご相談で作成するものではありません。床や壁の色、和室から洋室への変更など、完成後の雰囲気を共有する必要がある場合に、提案資料の一つとして活用します。まずは現地の状況とご希望を確認します。
画像に写っている家具やカーテンも工事費に含まれますか?
原則として、イメージ画像に配置した家具、カーテン、ラグ、観葉植物などは、空間の雰囲気を分かりやすくするための表現です。見積書に記載されていないものは工事費に含まれません。
実際に使用する床材、壁紙、建具、照明器具などは、カタログや実物見本を確認し、見積書で工事範囲を明確にしてから決定します。
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