戸建てにエアコンを3台設置|二世帯住宅・家族が多い家の札幌施工事例

戸建てにエアコンを3台設置|二世帯住宅・家族が多い家の札幌施工事例

「居間にはエアコンがあるけれど、個室までは涼しくならない」

「高齢の親が過ごす部屋にもエアコンを付けたい」

「2階が暑いため、家族それぞれの部屋に設置したい」

このようなお悩みは、二世帯住宅やご家族の多い戸建て住宅で少なくありません。

今回、札幌市北区の戸建て住宅で、1階のおじいちゃんの部屋、家族が集まる居間、2階の洋室の合計3か所にエアコンを取り付けました。

単にエアコンを3台並べて設置するのではなく、部屋の使い方、配管の通し方、室外機の置き場所、住宅の電気容量などを確認したうえで工事を進めています。

今回使用するエアコン、室外機、架台

1台のエアコンだけでは家全体が涼しくならないことがあります

戸建て住宅では、居間に大きなエアコンを1台設置しても、家全体が均等に涼しくなるとは限りません。

部屋のドアを閉めていると冷気が個室まで届きにくく、階段や廊下を挟んだ部屋、日当たりのよい2階の部屋では、居間との温度差が大きくなることがあります。

また、二世帯住宅やご家族の多い住宅では、部屋を使う時間や快適に感じる温度も人によって異なります。

家族が集まる居間だけでなく、長い時間を過ごす個室にもエアコンを設置することで、それぞれが必要なときに運転できるようになります。

今回エアコンを取り付けた3つの部屋

今回の住宅では、家族構成と各部屋の使い方を考えて、次の3か所にエアコンを設置しました。

1階のおじいちゃんの部屋

高齢のご家族が日中や夜間を過ごす個室です。

居間のエアコンだけでは、ドアを閉めた個室まで十分に冷気が届かないことがあります。必要な部屋に専用のエアコンがあることで、ほかの家族の生活時間に左右されず、室温を調整しやすくなります。

高齢のご家族と同居している住宅では、「居間に1台あるから大丈夫」と考えず、実際に長く過ごしている部屋の環境を確認することが大切です。

おじいちゃんの部屋のエアコン

家族が集まる居間

居間には、家族が集まる時間帯や部屋の広さを考慮したエアコンを設置しました。

居間は住宅の中でも使用時間が長く、食事や団らん、来客時など、多くの人が利用する場所です。そのため、部屋の広さだけでなく、窓の大きさ、日当たり、吹き抜けや隣接する部屋の有無なども確認して機種を検討します。

居間のエアコン

2階の洋室

暖かい空気は上にたまりやすく、日射の影響も受けるため、夏の2階は1階より暑く感じることがあります。

特に、寝室や子ども部屋として使用している場合は、就寝前になっても室温が下がらず、過ごしにくくなることがあります。

今回の住宅でも、1階とは別に2階の洋室へエアコンを設置しました。

2階洋室のエアコンと取扱説明中

戸建てにエアコンを複数台設置する際の確認点

エアコンを2台、3台とまとめて設置する場合は、室内機を取り付ける場所だけを決めればよいわけではありません。

住宅ごとに条件が異なるため、事前の現地確認が重要です。

分電盤と電気容量

エアコンは、機種によって必要な電圧やコンセントの形状が異なります。

設置する部屋にエアコン専用回路がない場合は、分電盤から新たに配線する電気工事が必要になることがあります。複数台を同時に使用する場合は、住宅全体の契約容量や分電盤の空きも確認します。

「コンセントがあるから設置できる」とは限らないため、機種を購入する前に確認しておくと安心です。

配管を通す位置

室内機と室外機は、冷媒管や排水ホースなどでつなぎます。

外壁に配管用の穴がない住宅では、新たに穴を開ける工事が必要です。その際は、柱や筋かい、電気配線などを避けながら位置を決めなければなりません。

外から見たときに配管が目立ちすぎないか、排水が適切に流れるかについても確認します。

室内側取付の様子

室外機の設置場所

3台のエアコンには、原則としてそれぞれ室外機が必要です。

室外機同士の間隔が狭すぎたり、風通しの悪い場所に置いたりすると、運転に影響することがあります。通路をふさがないか、点検や修理ができるスペースを確保できるかも重要です。

札幌では積雪も考慮し、住宅周辺の除雪状況や屋根からの落雪、雪がたまりやすい場所なども確認して設置位置を検討します。

今回の工事では、設置条件に合わせて室外機用の架台も使用しました。

室外の電気工事の様子

エアコン3台をまとめて設置した工事の流れ

今回の工事では、室内機の設置、配管工事、室外機の設置、電気工事を順番に進めました。

複数台を取り付ける場合は、それぞれの作業が重ならないように工程を組み、室内と屋外に分かれて工事を進めます。

配管接続後は真空ポンプを使用して配管内の空気や水分を取り除き、接続状態を確認します。その後、試運転を行い、冷房運転、排水、異音などに問題がないことを確認しました。

最後に、お客様へ各エアコンの操作方法や使用上の注意点をご説明し、工事完了です。

真空ポンプでチェック

今回の施工概要

施工場所:札幌市北区
建物:戸建て住宅
工事内容:エアコン3台の取付工事
設置場所:1階個室、居間、2階洋室
施工時間:約7~8時間
当時の参考価格:85万~90万円程度

価格は、エアコン本体の機種や能力、配管の長さ、専用回路の増設、室外機用架台、壁の構造などによって変わります。

今回の金額は、この住宅で3台を設置した当時の施工条件によるものです。同じ台数でも住宅の状況によって金額は異なるため、現在の価格については現地確認後のお見積りとなります。

エアコンを3台まとめて設置するメリット

複数台を同時に計画すると、室内機と室外機の位置、配管ルート、電気工事を住宅全体で検討できます。

1台ずつ別々の時期に取り付ける方法もありますが、後から追加したエアコンの配管が既存の配管と交差したり、室外機を置く場所が不足したりすることがあります。

将来的に別の部屋へ増設する予定がある場合も、最初の現地調査で伝えておくと、増設を考慮した位置を検討しやすくなります。

ただし、3台を同じ日に設置できるかどうかは、電気工事の内容、配管距離、建物の構造、作業人数などによって異なります。

このようなご家庭は早めにご相談ください

次のような住宅では、部屋ごとにエアコンが必要かどうかを検討する価値があります。

  • 高齢の親と同居している二世帯住宅
  • 子ども部屋や寝室が2階にある住宅
  • 居間のエアコンだけでは個室まで涼しくならない住宅
  • 家族それぞれの生活時間が異なる住宅
  • エアコンを2台以上まとめて取り付けたい住宅
  • 専用コンセントや電気容量が分からない住宅
  • 室外機をどこに置けばよいか分からない住宅

機種を購入してから取付場所に困ることがないよう、購入前に建物と電気設備を確認することをおすすめします。

よくあるご質問

戸建て住宅にエアコンを3台まとめて設置できますか?

住宅の電気容量、配管ルート、室外機の設置場所などに問題がなければ、複数台をまとめて設置できる場合があります。

今回の事例では3台を1日で取り付けましたが、住宅の条件や追加電気工事の内容によっては、複数日に分けて施工することもあります。

古い戸建て住宅にも設置できますか?

築年数だけで判断することはできません。

分電盤、専用回路、壁の構造、配管を通す位置などを確認して、設置方法を検討します。古い住宅では、エアコン取付工事と併せて電気設備の改修が必要になる場合があります。

3台とも同じ機種にしたほうがよいですか?

必ずしも同じ機種にする必要はありません。

居間と個室では、部屋の広さや使用時間が異なります。部屋ごとに必要な能力を確認し、それぞれの用途に合った機種を選ぶことが重要です。

エアコンを購入する前に相談できますか?

購入前のご相談をおすすめします。

取付予定場所、専用コンセント、室外機の設置場所などを先に確認することで、購入後に「取り付けられない」「追加工事が想定以上に必要になった」という事態を防ぎやすくなります。

札幌でエアコンを複数台取り付けたい方へ

北嶺建設では、エアコン本体の取付だけでなく、専用回路の増設、配管ルートの検討、室外機用架台の設置など、住宅全体の状況を確認したうえで工事をご提案します。

二世帯住宅、ご家族の多い戸建て住宅、高齢のご家族が暮らす住宅など、複数の部屋へエアコンを設置したい場合は、次の写真をLINEやメールでお送りいただくと、ご相談がスムーズです。

  • エアコンを取り付けたい部屋の壁
  • 建物の外側と室外機を置きたい場所
  • 分電盤とブレーカー
  • 現在付いているコンセント
  • 住宅の平面図や間取り図

写真だけでは判断できない部分については、現地で確認してお見積りいたします。

札幌市内や近郊で、エアコンを2台、3台とまとめて取り付けたい方は、北嶺建設へご相談ください。

電話:011-889-2833
LINE:写真を添付してご相談いただけます
お問い合わせフォーム:ホームページから24時間受付

家族全員が同じ部屋で過ごすとは限りません。居間だけでなく、高齢のご家族の個室や暑くなりやすい2階も確認し、それぞれの生活に合ったエアコン設置を計画することが大切です。

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この記事を書いた人

村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。 保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。