「部屋を少し広く使いたい」
「押入れを使いやすいクローゼットに変えたい」
「子供の成長に合わせて、一つの部屋を二つに分けたい」
このように、住宅の一部分だけを改修したいと思っても、どこに相談すればよいのか分からない方は少なくありません。
住宅会社に相談するほど大きな工事ではないように感じる一方で、家具店やホームセンターでは対応できない場合もあります。
部屋の間取り変更や壁・床・収納の改修には、大工工事だけでなく、内装、建具、電気配線などが関係することがあります。そのため、工事全体を確認できる建設会社やリフォーム会社に相談するのが現実的です。
今回は、札幌市清田区で行った「床の間を平らな床に変更した工事」をご紹介します。
部屋の一部分だけでも改修できます
住宅は、家族構成や生活スタイルの変化によって、使いやすい間取りも変わっていきます。
新築当時は必要だった設備やスペースでも、年月がたつと使わなくなることがあります。
例えば、次のようなご相談があります。
押入れをクローゼットや物入れに変更する
布団を収納するためにつくられた押入れは、奥行きが深く、洋服や日用品を収納しにくいことがあります。
押入れの中段を撤去し、ハンガーパイプや棚を取り付けることで、洋服を収納しやすいクローゼットに変更できます。
建具をふすまから折れ戸や引き戸に交換する方法もあります。
収納する物や使用する人に合わせて内部をつくり直すことが大切です。
一つの子供部屋を二つに仕切る
新築時には広い一部屋として使用し、子供の成長に合わせて二部屋に分ける計画の住宅もあります。
間仕切り壁を新設すれば、それぞれの個室をつくることができます。
ただし、壁をつくる位置だけでなく、次の点も確認しなければなりません。
- 出入口をどこに設けるか
- 窓や暖房設備が各部屋にあるか
- 照明やコンセントが不足しないか
- 家具やベッドを置ける広さがあるか
- 音が伝わりにくい壁にする必要があるか
単に壁を一枚つくるだけでは、使いにくい部屋になる可能性があります。
現在の生活だけでなく、数年後の使い方まで考えて計画することが重要です。

不要になった間仕切り壁を撤去する
子供が独立した後などに、二部屋を一部屋へ戻したいというご相談もあります。
壁を撤去すると部屋を広く使えるようになりますが、住宅の壁には建物を支える役割があるものや、内部に電気配線などが通っているものがあります。
すべての壁を自由に撤去できるわけではありません。
床や天井にも壁の跡が残るため、壁の撤去だけでなく、床材、壁紙、天井の補修まで含めて検討する必要があります。
床の間を平らな床に変更する
和室を洋室へ改修しても、床の間だけが残っている住宅があります。
床の間には段差があるため、そのままでは家具を置きにくく、使われない空間になりがちです。
床の間を解体し、周囲と同じ高さに床をつくることで、家具や収納用品を置ける実用的なスペースになります。
札幌市清田区で床の間を平らな床にした施工事例
今回のお客様の住宅は、以前に別の業者によって和室から洋室へリフォームされていました。
しかし、床の間部分だけは和室の形が残っており、周囲の床との間に段差がありました。
お客様は、この場所にピアノを置きたいと考えていましたが、床の高さが違うため、そのままでは設置しにくい状態でした。
そこで、床の間を撤去し、部屋の床と同じ高さにそろえる工事をご提案しました。
工事前に床の高さと既存材料を確認
床の間を平らにする工事では、表面にフローリングを張るだけではありません。
床の間を解体した後、周囲の床と高さが合うように床下地を調整します。
既存の床との高さが少しでも違うと、段差や床鳴りの原因になることがあります。そのため、解体後の状態を確認しながら下地をつくりました。
今回は、既存のフローリングと同じ品番の材料を用意することができました。
リフォームから年数がたっている場合、同じ床材が廃番になっていることもあります。同じ材料が見つからない場合は、色や木目が近い材料を選ぶ、見切り材を入れて仕上げを分けるなどの方法を検討します。
床の間撤去工事の流れ
工事は、次の順序で進めました。
- 家具や室内を傷つけないように養生
- 床の間部分を解体
- 床下の状態を確認
- 周囲と高さを合わせて床下地を施工
- 既存床と同じフローリングを施工
- 周囲の壁紙を貼り替え
- 巾木や仕上がりを確認
- 清掃して工事完了
朝から工事を始め、その日の午後には床と壁紙の工事まで完了しました。
工事内容や床下の状態によって必要な日数は変わりますが、今回のように範囲が限定されている場合は、比較的短期間で完了できることがあります。
工事後は部屋全体が一続きの空間に
完成後は床の間の段差がなくなり、部屋全体が一続きの床になりました。
既存のフローリングと同じ材料を使用できたため、以前から床の間がなかったような、違和感の少ない仕上がりになっています。
これまで使いにくかった場所にも、ピアノや家具を置けるようになりました。
部屋の面積そのものは変わっていませんが、使われていなかったスペースを活用できるようになることで、実際の暮らしやすさは大きく変わります。






部屋の改修は大工工事だけでは終わらないことがあります
間仕切り壁の新設や撤去、押入れの改修、床の間の撤去は、一見すると大工工事だけに見えます。
しかし、実際には次の工事が関係する場合があります。
- 壁紙や床材の貼り替え
- 巾木や見切り材の取り付け
- 室内ドアや収納扉の交換
- コンセントや照明スイッチの移設
- 暖房設備や換気設備の調整
- 家具やピアノなど重量物を置く場所の床下確認
工事ごとに別々の業者へ依頼すると、工事の順序や責任範囲が分かりにくくなることがあります。
複数の工事が関係しそうな場合は、最初から住宅全体を確認できる会社に相談した方が、計画をまとめやすくなります。
「こんな小さな工事でも頼めるのか」と迷ったら
部屋の一部分だけの工事は、相談先に迷いやすい工事です。
「床の間一か所だけなので断られそう」
「壁を一カ所つくるだけで来てもらえるのか」
「押入れの中だけでも工事してもらえるのか」
このように心配される方もいます。
しかし、小さく見える工事でも、毎日の使いにくさを解消できれば、生活への効果は決して小さくありません。
まずは、現在困っていることと、工事後にどのように使いたいかをお聞かせください。
現地を確認したうえで、できること、難しいこと、必要な工事範囲をご説明します。
部屋の改修を依頼する前に整理しておくこと
お問い合わせの前に、次の内容を整理しておくと相談が進みやすくなります。
現在どのような点に困っているか
「収納が足りない」「段差がある」「部屋を分けたい」など、現在の不便をお伝えください。
工事後にどのように使いたいか
家具を置く、洋服を収納する、子供部屋にするなど、完成後の使い方が重要です。
いつ頃までに工事を終えたいか
入学、進学、引っ越し、家具の購入など、希望時期がある場合は早めにお伝えください。
参考になる写真やイメージ
現在の部屋の写真や、希望に近い施工事例の画像があると、打ち合わせがしやすくなります。
ただし、写真と実際の住宅では構造や寸法が異なるため、同じ工事ができるとは限りません。最終的には現地確認が必要です。
よくあるご質問
床の間だけでも工事を依頼できますか?
工事範囲や建物の状態を確認したうえで対応を検討します。床の間の撤去だけでなく、床や壁紙の補修を含めてご提案します。
押入れをクローゼットに変更できますか?
押入れ内部の中段を撤去し、棚やハンガーパイプを取り付ける方法があります。扉の交換についてもご相談いただけます。
子供部屋に間仕切り壁をつくれますか?
部屋の広さ、窓、出入口、暖房、照明、コンセントなどを確認して計画します。必要に応じて防音性を考慮した壁も検討します。
壁を撤去して部屋を広くできますか?
壁の役割や内部の配線などを確認する必要があります。建物を支えている壁など、撤去できない場合もあります。
住みながら工事できますか?
部分的な室内工事であれば、住みながら施工できる場合があります。ただし、工事中は音やほこりが発生するため、工事場所の養生や家具の移動について事前に打ち合わせを行います。
見積もりだけでも相談できますか?
北嶺建設では、ご相談、現地調査、お見積もりを無料で承っています。工事内容や建物の状態を確認してから、必要な工事と費用をご説明します。
札幌で部屋の改修や間仕切り工事をご検討の方へ
床の間、押入れ、間仕切り壁など、住宅の一部分を見直すだけでも、部屋は使いやすくなります。
重要なのは、単に古い部分を壊すことではなく、これからその部屋をどのように使うのかを考えて工事内容を決めることです。
北嶺建設では、床の間を平らな床にする工事、押入れのクローゼット化、物入れの新設、間仕切り壁の新設・撤去など、住宅の部分的な改修についてご相談を承っています。
「どこに頼めばよいか分からない」
「工事ができるかどうかだけでも確認したい」
そのような段階でも、まずは現在のお困りごとをお知らせください。
現地の状態を確認し、暮らし方に合った改修方法をご提案します。
有限会社 北嶺建設
電話:011-889-2833
札幌市内・近郊で、部屋の改修、収納の変更、間取り変更をご検討の方は、お問い合わせフォームまたはお電話からご相談ください。

📩 まずはお気軽にお問い合わせください

📞 電話:011-889-2833
お問い合わせはこちらから
📷LINEやメールからの写真送信OK!

村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。
保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。

