札幌市白石区のお客様から、キッチンの天井に埋め込まれた蛍光灯の照明器具をLEDに変えたいというご相談をいただきました。埋込型の照明は天井に大きな開口を作って設置されているため、器具を交換するだけで済むのか、それとも天井のクロスや大工工事まで必要になるのかで、費用も工期も大きく変わってきます。
埋込型照明のLED交換で悩みやすい点
埋込型の蛍光灯照明をLEDに交換する際は、今ある天井の開口サイズに合う器具を選べるかどうかが最初のポイントになります。
開口に合わない器具を選んでしまうと、天井を切り広げたり塞いだりする工事が必要になり、クロスの張り替えや大工工事が発生して費用も工期も膨らみます。今回のお宅も同じ懸念をお持ちで、まずは現地で天井の状態を確認することから始めました。

取り外し前の天井開口には、既存の蛍光灯器具を支えていた金属フレームと配線が残っていました。この開口寸法と配線の状態を確認したうえで、同じ開口にそのまま納まるLED器具を探すことになります。
開口をそのまま使える器具を選定
現地調査で天井開口の寸法と既存器具の型番を調べ、その開口にそのまま納まるLED埋込型照明器具を選定しました。
この選び方が今回の工事のこだわりでもあります。開口をそのまま利用できる器具を選んだことで、クロス工事や大工工事を発生させずに交換だけで対応できました。埋込照明の交換では、この開口サイズが合う器具を見つけられるかどうかで、工事の規模が大きく変わってきます。
ただし今回は、器具の選定から納品までに3ヵ月ほどの時間がかかりました。埋込型のLED照明は既存の開口寸法に合う製品の在庫や納期に左右されることがあるため、交換を検討する際は器具の入荷にかかる時間も見込んでおくと安心です。

納品されたLED器具本体です。既存の開口に合わせて選定した製品で、配線接続前の状態で寸法や仕様を確認しています。
交換作業の流れ
器具本体が納品されてからの取付作業自体は、30分ほどで完了しました。
天井開口内の配線を確認しながら、既存の蛍光灯器具を取り外します。
選定したLED埋込型器具を、既存の開口にそのまま取り付けます。
配線を接続し、点灯するかどうかを確認して作業を終えます。

天井に器具本体を設置した段階です。配線を接続する前の状態で、開口にきれいに納まっているのが分かります。

配線部分を近くから見た様子です。既存の配線を活かしながら、LED器具の接続端子につなぎ込んでいきます。

器具本体を天井にしっかりと固定している作業の様子です。開口のサイズが合っているため、無理な力をかけずに取り付けられています。
交換後の様子とお客様の声
取り付けが終わり、点灯を確認した状態です。開口をそのまま使えたため、天井のクロスや周囲の壁に手を入れる必要はありませんでした。

点灯確認を終えた器具です。天井の開口に沿ってすっきりと収まっています。

消灯した状態の完成写真です。既存の開口をそのまま利用しているため、天井全体の見た目に違和感がありません。

点灯した状態でキッチン全体を見た様子です。LEDに交換したことで、キッチン全体が明るくなっています。
納期に時間がかかったが交換は30分ほどで済み、キッチンも明るくなったのでよかったです。
お客様
今回のキッチン照明の交換にかかった費用は5万円から10万円ほどでした。埋込型照明の開口寸法や既存器具の型番によって選べる製品や費用は変わってきますので、蛍光灯からLEDへの交換を検討される際は、まず現地で開口の状態を確認することをおすすめします。
水まわりについて詳しくは水まわりのご案内をご覧ください。
よくある質問
埋込型の蛍光灯照明をLEDに交換すると必ずクロス工事が必要になりますか?
必ずというわけではありません。今回のように既存の開口サイズに合うLED器具を選定できれば、開口をそのまま利用でき、クロス工事や大工工事なしで交換できます。開口に合う器具が見つからない場合は工事が大きくなることもあるため、まず現地で開口寸法を確認することが大切です。
LED器具の納期はどれくらいかかりますか?
既存の開口に合う製品を選ぶ場合、在庫状況によって納期が変わります。今回の現場では選定から納品までに3ヵ月ほどかかりました。交換を検討される場合は、器具の入荷にかかる時間も見込んでおくと予定を立てやすくなります。
村松 拓海
札幌市清田区の総合建設業・有限会社北嶺建設 工事部長。
移動式クレーン運転士、建築物石綿含有建材調査者、車両系建設機械ほか保有。
排水管洗浄からリフォーム、除排雪まで、札幌の住まいの困りごとに現場目線で対応しています。
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