洗面所の床張替え|札幌市厚別区のマンションで半日クッションフロア施工

工事部長の村松です。札幌市厚別区のマンションで、洗面所 床張替えの工事を行いました。ご相談のきっかけは「浴室の入口前の床が腐れてきて、汚くなってきた」というものです。洗面所の床は毎日水気にさらされる場所で、傷みは表面の見た目より先に、床材の下で進んでいることが少なくありません。

今回はクッションフロア(CF)の貼り替えで対応し、工事は半日で完了しました。実際の工程と、材料選びで私たちが何を基準にしたかをまとめます。

この記事でわかること

  • 浴室前の床が腐れてくる原因と、放置した場合に起きること
  • マンション洗面所のCF貼り替えが半日で終わる理由と工事の流れ
  • クッションフロアの柄を「値段と在庫」で決めた判断の中身

浴室前の床が腐れてくる原因

浴室前の床の傷みは、入浴後の水滴や湿気が床材の継ぎ目や端部から入り込み、下地の合板を少しずつ湿らせることで進みます。

UT(ユーティリティ)とは、洗面台や洗濯機を置く脱衣スペースを指す、マンションの間取りでよく使われる呼び方です。今回の現場もこのUTで、浴室の出入口まわりの床材がめくれ、下地が黒ずんでいました。

張替え前の洗面所の床。表面の汚れが広がり、浴室前の傷みが目立つ状態
張替え前の洗面所の床。表面の汚れが広がり、浴室前の傷みが目立つ状態
浴室前の床の腐れ部分。水分で床材がめくれ、下地の合板が黒ずんでいる
浴室前の床の腐れ部分。水分で下地の合板が黒ずんでいる

写真の通り、FCをめくったところ、床材の下では合板の変色がかなり進んでいました。表面から見えるのは端の汚れだけでも、水は毛細管現象で床材の下に広がります。当社で対応した範囲では、浴室前の床の傷みは築15年前後のマンションで相談が増える印象です。原因が生活の仕方ではなく建材の経年である以上、掃除でどうにかなるものではなく、貼り替えが現実的な対処になります。では、実際の工事はどう進むのでしょうか。

洗面所 床張替えの流れ(半日で完了)

今回の工事は、事前の採寸から仕上げの清掃まで半日で完了しました。朝に着工すれば、昼過ぎには普段どおり使える状態になります。

STEP
事前の寸法取りと材料手配

工事日より前にUTの広さを採寸します。洗面台や洗濯機まわりは形が入り組んでいるため、図面ではなく現地の実測が基本です。採寸をもとにCFの必要量を割り出し、材料を手配します。

STEP
既存床材の処理と下地の確認

傷んだ床材を処理し、下地の状態を目視で確認します。ここで下地の腐れが深ければ工事内容を切り替える必要があるため、貼る前の確認が仕上がりを分けます。

STEP
クッションフロアの貼り付け

採寸どおりにCFをカットし、接着剤で貼り込みます。洗面台の脚元や間仕切り壁の出隅など、細かい切り回しの精度が見た目を左右する部分です。

STEP
端部の仕上げと清掃

浴室との取り合いや敷居まわりの端部を納め、清掃して引き渡しです。水が入りやすい端部こそ丁寧に押さえておくと、次の傷みを遅らせられます。

半日で終わる工事とはいえ、事前の採寸と材料手配を済ませておくことが前提です。当日に材料が足りない、柄が違うとなれば、お客様に洗面所を使えない時間を余計に強いることになります。次に、その材料選びの話です。

クッションフロアの柄はどう決めたか

今回は柄のご指定がなかったため、価格と在庫の有無を基準に、明るいベージュ系のCFを選びました。

クッションフロアとは、塩化ビニル製のシート状床材で、水に強く洗面所やトイレの床に広く使われる建材です。柄の種類は非常に多いのですが、洗面所のような小さな空間では、正直なところ柄の差より「継ぎ目なく一枚で貼れるか」「汚れが目立ちにくい色か」のほうが暮らしへの影響は大きいと感じています。

在庫を基準にしたのには理由があります。取り寄せ品を待つと工事日が延び、その間も床の傷みは進みます。ご指定がない案件では、すぐ手配できる定番品の中から価格の手頃なものを選ぶのが、仕上がりと費用のバランスで一番堅実だと考えています。ただし「安ければ何でもよい」ではなく、水まわりに向いた厚みと表面仕上げのものに絞ったうえでの話です。

工事の概要と、傷みを放置した場合のリスク

今回の工事概要は下表の通りです。費用は下地の状態や面積で変わるため、現地確認後のお見積りとさせていただいています。

項目内容
場所札幌市厚別区のマンション
工事内容洗面所(UT)の床のCF貼り替え
きっかけ浴室前の床の腐れ・汚れ
工期半日(事前採寸は別日)
費用現地確認後にお見積り

注意したいのは、CFの貼り替えだけでは改善しないケースがあることです。床を踏んだときに沈む、ふわふわするといった症状まで出ている場合、下地の合板が水分でやられている可能性が高く、下地の補修や部分的な組み直しが必要になります。表面の汚れの段階で手を入れれば貼り替えで済むものが、放置すると下地工事まで広がり、費用も工期も膨らみます。洗面所の床張替えを検討するタイミングとしては、端のめくれや黒ずみに気付いた時点が目安です。

洗面所まわりでは、床と合わせて洗濯動線のご相談をいただくことも多い場所です。マンションの部屋干し対策札幌のマンションで部屋干しスペースを確保した施工事例も合わせてご覧ください。

仕上がりとお客様の声

貼り替え後は、浴室前の黒ずみやめくれが解消し、UT全体が明るい印象になりました。

張替え後の浴室入口まわり。壁際や間仕切りの際までクッションフロアを隙間なく貼り込んだ状態
張替え後の浴室入口まわり。壁際や間仕切りの際までクッションフロアを隙間なく貼り込んだ状態

壁際や敷居との取り合いも段差なく納まり、掃除のしやすさも以前より上がっています。お客様からも一言いただきました。

浴室前の床の黒ずみがずーと気になっていました。何とかしたかったのですがやってよかった!こんなに簡単にできるなら早くやればよかったです。

お客様

床の腐れは、下地に及ぶ前なら半日の工事で片付きます。札幌市内のマンション・戸建てを問わず、浴室前の床のめくれや黒ずみが気になっている方は、状態が軽いうちに一度ご相談ください。現地を見たうえで、貼り替えで済むのか、下地まで手を入れるべきかを率直にお伝えします。

よくある質問

洗面所の床の張替えはどれくらい時間がかかりますか?

事前に採寸を済ませておけば、当日の作業は半日程度で終わることが多いです。ただし下地の傷みが深い場合は補修が加わり、丸一日以上かかるケースもあります。現地確認の際におおよその見込みをお伝えしています。

費用はどのくらいかかりますか?

面積や下地の状態、既存床材の処理の有無で変わるため、現地確認後のお見積りとさせていただいています。下地まで腐れが進んでいると補修費が加わるので、傷みが軽いうちのご相談のほうが結果的に安く済む傾向です。

床を踏むとふわふわするのですが、張替えで直りますか?

沈みやふわつきは下地の合板が傷んでいるサインのことが多く、洗面所の床張替えだけでは直らない場合があります。その際は下地の補修や部分的な組み直しを合わせて行います。まず現地で床下の状態を確認させてください。

クッションフロアの柄は自由に選べますか?

メーカーのカタログから選んでいただけます。ご指定がない場合は、水まわりに向いた品質のものの中から、価格と在庫を基準に手配の早い定番品をご提案することが多いです。お急ぎの度合いに合わせて調整します。

この記事を書いた人

村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。



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