札幌で事務所の間仕切り・床上げ工事|空きスペースを仕事場に改修した施工記録

札幌で事務所の間仕切り・床上げ工事|空きスペースを仕事場に改修した施工記録

「従業員が増えたため、事務所を広げたい」

「使っていないスペースを、事務室や会議室として活用したい」

「コンクリートの床を、仕事場として使いやすい床に変えたい」

事務所や店舗、施設の空きスペースを新しい部屋として使うには、机や棚を置くだけでは不十分な場合があります。

床の高さを整え、新しい間仕切り壁をつくり、必要に応じて断熱材や電気配線などを施工したうえで、クロスや床材で仕上げていきます。

今回は、事務所の拡張に伴って行った、床上げ、間仕切り壁、断熱材、石膏ボード、クロス工事の施工記録をご紹介します。

完成写真は残っていませんが、完成後には見えなくなる床下地や壁内部の施工方法を確認していただける事例です。

事務所全体像

事務所の拡張に伴う床と間仕切り壁の工事

今回ご依頼いただいたのは、事務所の拡張に伴う内装工事です。

新しく仕事場として使用するスペースは、床がコンクリートの状態だったため、そのまま床材を貼ることはできませんでした。

そこで、コンクリート床の上に床下地をつくり、事務所として使用できる床に整えていきます。

同時に、空間を区切るための間仕切り壁も新設しました。

今回行った主な工事は、次のとおりです。

  • コンクリート床の床上げ
  • 床下地の施工
  • 軽量鉄骨による間仕切り壁の造作
  • 壁内部への断熱材施工
  • 石膏ボード貼り
  • クロス下地のパテ処理
  • 壁クロス貼り
  • 窓台の施工
  • 床仕上げの準備

事務所の内装工事では、床や壁を単独で考えるのではなく、完成後の使い方を想定しながら工事の順番を組み立てることが重要です。

コンクリート床の上に床下地をつくります

最初に、コンクリート床の上へ床支持具を設置しました。

今回使用したのは「プラ木レン」と呼ばれる床支持具です。

プラ木レン施工中

床支持具を一定の間隔で配置し、高さを調整しながら床の土台をつくっていきます。

コンクリート床は、一見すると平らに見えても、場所によってわずかな高低差があることがあります。

床支持具を使うことで、高さを確認しながら床下地を組み、歩きやすい床に整えることができます。

また、コンクリート床と新しい床の間に空間が生まれるため、現場の条件によっては電気配線や通信配線などを通す場所として利用できる場合もあります。

ただし、必要な床の高さや配線方法は、既存の床、出入口、設備などによって異なります。

床だけを見るのではなく、周囲との高さや完成後の使い方も確認したうえで施工方法を決めます。

床下地を組んで安定した床をつくります

床支持具の高さを調整した後、その上に床下地を施工します。

床下地施工中

完成すると見えなくなる部分ですが、床下地は床の安定性や仕上がりを左右する重要な工程です。

床下地の高さが合っていなかったり、支持が不十分だったりすると、完成後に床が沈む、きしむ、歩いたときに違和感が出るといった問題につながる可能性があります。

そのため、床支持具の配置や高さを確認しながら、下地材を施工していきます。

軽量鉄骨で間仕切り壁の骨組みをつくります

床下地の施工後、新しい間仕切り壁をつくりました。

今回の間仕切り壁には、軽量鉄骨による下地を使用しています。

軽量間仕切り組み立て

軽量鉄骨で壁の骨組みをつくり、その両側に石膏ボードを貼ることで、新しい壁をつくります。

このような間仕切り工事は、事務所内に次のようなスペースを設けたい場合に行われます。

  • 事務室
  • 会議室
  • 応接室
  • 休憩室
  • 更衣室
  • 書類保管室
  • 管理者用の個室

間仕切り壁の位置は、単に部屋の広さだけで決めるものではありません。

机や収納棚の配置、通路の幅、出入口、窓、照明、コンセント、暖房、換気なども確認する必要があります。

壁を完成させてから電気配線などを追加すると、再び壁を開けなければならないことがあります。

事務所の間仕切り工事では、完成後にどのように部屋を使うのかを、工事前にできるだけ具体的に整理しておくことが大切です。

間仕切り壁の内部に断熱材を施工

軽量鉄骨の骨組みを組んだ後、壁の内部に断熱材を入れました。

断熱材

間仕切り壁の内部に断熱材を入れることで、隣り合う空間への音や温度の伝わり方に配慮できます。

ただし、一般的な間仕切り壁に断熱材を入れただけで、完全な防音室になるわけではありません。

会議や面談、電話対応などを行う部屋で、話し声が外に聞こえにくい環境を希望する場合は、壁の構造だけでなく、扉、天井裏、換気口なども含めた検討が必要です。

必要とする性能によって施工方法が変わるため、音に関する希望がある場合は、計画の段階で施工会社に伝えておくことが重要です。

石膏ボードを貼って壁の形をつくります

間仕切り壁の骨組みと断熱材の施工後、石膏ボードを貼っていきます。

ボードを貼り掃除

石膏ボードを貼ると、新しい部屋の形が分かるようになります。

この段階では、石膏ボード同士の継ぎ目や固定したビスの跡が残っています。

そのままクロスを貼ると、継ぎ目や凹凸が表面に現れる可能性があるため、クロス工事の前に下地処理を行います。

クロスの仕上がりを左右するパテ処理

石膏ボードを貼った後、継ぎ目やビス穴にパテを塗って表面を整えます。

パテ塗作業中

パテ処理は、完成後には見えなくなる作業です。

しかし、クロスをきれいに仕上げるためには欠かせません。

石膏ボードの継ぎ目、ビス穴、わずかな段差などをパテで埋め、乾燥後に表面を整えます。

下地に凹凸が残っていると、クロスを貼った後に筋や影として見える場合があります。

見える部分だけではなく、クロスの下地を丁寧に整えることが、内装の仕上がりにつながります。

パテ処理

窓まわりに窓台を施工

今回の工事では、窓まわりに窓台も施工しました。

窓台

窓台は、窓の下部を納めるための部材です。

壁やクロスとの取り合いを整えるだけでなく、窓まわりを傷や汚れから守る役割もあります。

既存の窓や壁の状態に合わせて寸法を確認し、周囲との納まりを考えながら取り付けます。

クロスを貼って壁を仕上げます

パテ処理を終えた後、壁にクロスを施工しました。

綺麗な仕上がり

今回の写真記録は、壁クロスの施工と床材の搬入までとなっています。

完成後の写真は残っていませんが、床下地、間仕切り壁、断熱材、石膏ボード、クロス下地という、完成すると見えなくなる工程を確認できます。

事務所の内装工事では、完成後の色やデザインだけでなく、その下にどのような床や壁がつくられているかも重要です。

空きスペースを事務所にするときの注意点

倉庫や空き部屋などを事務所として使用する場合、床と壁をきれいにするだけでは十分でないことがあります。

工事を依頼する前に、次の点を確認しておくと計画が進めやすくなります。

部屋を何に使用するのか

事務室、会議室、応接室、休憩室など、用途によって必要な広さや設備が変わります。

使用する人数や家具の配置も考えておきます。

電気や通信配線が必要か

パソコン、電話、複合機、インターネットなどを使用する場合は、コンセントや通信配線が必要です。

壁や床を仕上げる前に計画することで、配線を納めやすくなります。

暖房や換気を確保できるか

札幌では、冬の室温を考えた計画も必要です。

新しく間仕切り壁をつくることで、既存の暖房や換気が十分に機能しなくなる場合もあります。

音への配慮が必要か

会議室、面談室、休憩室などでは、隣の部屋への音の伝わり方も確認します。

必要な遮音性によって、壁や扉の仕様が変わります。

賃貸物件では管理者の承諾が必要

賃貸事務所やテナントの場合は、工事前に建物所有者や管理会社への確認が必要です。

施工できる範囲だけでなく、退去時の原状回復についても確認しておきましょう。

事務所の間仕切り・床工事に関するよくあるご質問

事務所の一部だけを間仕切ることはできますか?

建物の構造、天井、照明、暖房、換気設備などの条件によりますが、事務所の一角に会議室や休憩室などを設けられる場合があります。

現地を確認したうえで、壁の位置や施工方法を検討します。

コンクリート床を事務所用の床にできますか?

既存のコンクリート床の状態や必要な床の高さに応じて、床支持具や下地材を使って新しい床をつくる方法があります。

出入口や周囲の床との高さも確認する必要があります。

間仕切り壁にコンセントを付けられますか?

壁の構造や電気設備の状況によっては、間仕切り壁にコンセントやスイッチを設置できます。

壁を閉じる前に、机や設備の配置を決めておくことが大切です。

業務を続けながら工事できますか?

工事範囲や事務所の使用状況によって異なります。

間仕切りや床工事では、音、振動、粉じん、資材の搬入などが発生します。

通常業務への影響を抑えたい場合は、工事範囲を分ける方法や、休業日を利用する方法などを検討します。

図面がなくても相談できますか?

図面がない場合でも、工事場所の写真、おおよその広さ、希望する使い方などが分かれば相談できます。

正式な見積もりや施工方法の検討には、原則として現地確認が必要です。

札幌で事務所の間仕切り・床工事をご検討の方へ

事務所の空きスペースは、床、壁、電気、暖房、換気などを整えることで、事務室や会議室、応接室などに活用できる場合があります。

ただし、見た目だけを整えても、コンセントが足りない、通路が狭い、室温が安定しない、隣の部屋に声が聞こえるといった問題が生じる可能性があります。

北嶺建設では、札幌市清田区を拠点に、事務所、店舗、施設などの床工事、間仕切り工事、内装工事に対応しています。

床や壁だけでなく、完成後の使い方を確認し、必要な工事と優先順位を整理します。

「倉庫や空きスペースを事務所に変えたい」

「事務所内に会議室や休憩室をつくりたい」

「コンクリート床の床上げと間仕切りをまとめて相談したい」

このような場合は、現在の室内写真やおおよその広さ、希望する使い方をお知らせください。

📞 今すぐご相談ください!

お電話・LINEでのご相談受付中!
電話受付 8:00〜18:00/LINEは24時間受付。緊急時は営業時間外もまずはご連絡ください(24時間の出動を確約するものではありません)。



📩 ご相談・現地調査・お見積りはすべて無料です!
📞 電話:011-889-2833
📧 メール:info@re-hokurei.com
お問い合わせはこちらから
📷LINEやメールからの写真送信OK!

この記事を書いた人

村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。 保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。