「庭木が大きくなり、自分では手入れできなくなった」
「高齢の親が住む家の庭が荒れてきている」
「将来、実家を売るのか残すのか決まっていないが、近所に迷惑をかけない状態にはしておきたい」
このようなお悩みはありませんか。
長年暮らしてきた家の庭には、家族で植えた木や、季節ごとに花を楽しんだ思い出が残っています。
そのため、管理が難しくなったからといって、簡単に「全部切ってしまおう」とは決められないものです。
しかし、庭木は少しずつ成長します。
枝が隣の敷地にはみ出したり、落ち葉が増えたり、強風や雪による倒木が心配になったりすると、ご本人やご家族だけの問題では済まなくなることがあります。
今回は、札幌市近郊にお住まいの70代女性からご相談いただいた、終活に伴う庭木の伐採・抜根、物置撤去の施工事例をご紹介します。
家を売る、残す、解体するといった結論をすぐに出せなくても、まずは危険や管理負担の大きい庭から整理することはできます。
庭じまいとは、庭をなくすことではありません
「庭じまい」と聞くと、庭木や花をすべて撤去して、何もない状態にすることを想像する方もいるかもしれません。
しかし、本来の目的は庭をなくすことではなく、これからの暮らしに合わせて、安全で管理しやすい状態に整えることです。
例えば、次のような方法があります。
- 大きくなりすぎた木だけを伐採する
- 隣家にはみ出した枝を切る
- 倒木の危険がある木を撤去する
- 将来使わない木は根まで抜く
- 手入れできる低木や思い出の木だけを残す
- 古くなった物置を解体する
- 園芸用品や不要品を整理する
すべてを一度に処分する必要はありません。
残したいものと、今後の負担になるものを分けながら、その家に合った整理方法を考えることが大切です。
ご相談のきっかけは、大病後の暮らしの見直し
今回ご相談いただいたのは、札幌市近郊で一人暮らしをされている70代の女性です。
前年に大きな病気を経験し、退院後の生活を考えるなかで、
「これから自分だけで庭を管理し続けるのは難しい」
と感じるようになったそうです。
庭には、ご主人が住宅を建てた当時に植えた木が何本もありました。
長年大切に手入れしてきた、家族の思い出が詰まった庭です。
そのため、体力的に管理が難しくなってからも、なかなか伐採を決められずにいました。
ところが、庭木は次第に大きくなり、枝が隣の敷地へ伸び始めました。
さらに、一部の木には倒木の心配もありました。
ご本人は、ご主人との思い出を残したい気持ちと、近隣へ迷惑をかけたくない気持ちの間で、長く迷われていました。
最終的には、これからも安心して自宅で暮らすために、庭を整理することを決断されました。


今回行った庭の整理内容
今回の工事では、庭木を切るだけではなく、今後の管理負担を減らすため、次の作業をまとめて行いました。
庭木の伐採
大きく育ち、ご本人では手入れが難しくなった木を伐採しました。
隣の敷地へ伸びていた枝についても、周囲を確認しながら処理しています。
建物や塀、隣家との距離が近い場所では、枝や幹を一度に倒さず、安全を確認しながら少しずつ作業を進めます。
木の根を取り除く抜根
木を根元から切っただけでは、切り株が残ります。
切り株が通行の邪魔になったり、庭を別の用途に使いにくくなったりするため、今回は根まで掘り起こして撤去しました。
根が深く張っている場所では、小型重機と手作業を使い分けながら作業しました。
ただし、建物の基礎や配管、塀などに根が接近している場合は、無理に抜根すると周囲を傷める可能性があります。
そのため、すべての木を必ず抜根するのではなく、現地の状況を確認して方法を判断します。

古い物置の解体・撤去
庭には、長年使用してきた古い物置もありました。
物置の中には園芸道具や生活用品が残っていたため、お客様に確認しながら、必要なものと処分するものを仕分けしました。
物置だけを先に壊してしまうのではなく、中に大切なものが残っていないか確認してから解体しています。


枝・根・解体材などの搬出
伐採した枝や幹、掘り起こした根、物置の解体材などを搬出しました。
庭木を自分で切ることはできても、その後に出る大量の枝や幹を処分できず、困ってしまう方は少なくありません。
庭の整理を依頼する際は、伐採作業だけでなく、搬出や処分まで見積もりに含まれているか確認することが重要です。
3名と小型重機で、庭全体を1日で整理
当日は雨のなかでの作業となりました。
午前中から庭木の伐採と抜根、物置の解体を進め、夕方までに搬出と清掃を完了しました。
施工データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施工地域 | 札幌市近郊 |
| ご依頼者 | 一人暮らしの70代女性 |
| ご相談のきっかけ | 大病後の終活と庭の安全対策 |
| 主な問題 | 庭木の管理負担、隣家への枝の越境、倒木への不安 |
| 作業内容 | 庭木伐採、抜根、物置解体、荷物の仕分け・処分 |
| 作業体制 | 3名、小型重機1台 |
| 作業期間 | 1日 |
| 当日の天候 | 雨 |
長年木々が茂っていた庭は、光と風が通る、見通しのよい状態になりました。


思い出の木を切る決断は、簡単ではありません
作業が終わった庭を見て、お客様は安心された一方で、少し寂しさも感じていらっしゃいました。
長年そこにあった木がなくなるのですから、当然のことだと思います。
庭木の伐採は、単なる片付けではありません。
特に、ご家族が植えた木や、子どもの成長とともに大きくなった木には、数字では測れない価値があります。
だからこそ北嶺建設では、すぐに全部を切ることを前提にはしません。
- どの木を残したいのか
- どの木が安全面で問題になっているのか
- 今後、誰が庭を管理するのか
- 家を将来どのようにする予定なのか
- どこまで整理すれば負担を減らせるのか
こうした点を確認しながら、必要な工事の範囲を考えます。
高齢の親の庭が気になっている40代・50代の方へ
親御さんの家を訪れたとき、以前より庭木が大きくなっていると感じることはありませんか。
親御さん本人は毎日見ているため、庭の変化に気づきにくい場合があります。
また、子どもから伐採を勧めても、
「まだ自分でできる」
「お父さんが植えた木だから切りたくない」
「お金をかけるほどではない」
と言われ、話が進まないこともあります。
このような場合、最初から「全部処分しよう」と話すと、親御さんが反発してしまうことがあります。
まずは、次のような具体的な問題から話し合ってみてください。
- 隣の家へ枝が出ていないか
- 枯れ枝や傾いた木がないか
- 落ち葉の掃除が負担になっていないか
- 脚立に上って剪定していないか
- 雪や強風で倒れる心配がないか
- 物置の屋根や扉が壊れていないか
- 将来、誰が庭を管理するのか
家を売却するか、残すか、解体するかが決まっていなくても、危険な庭木や古い物置だけを先に整理することはできます。
大切なのは、親御さんの思いを否定せず、今後も安全に暮らすための相談として話を進めることです。
庭木の剪定だけでよい場合と、伐採したほうがよい場合
すべての庭木を伐採する必要はありません。
今後も定期的に管理できる場合は、剪定によって高さや枝の広がりを抑えられることがあります。
一方で、次のような場合は伐採も選択肢になります。
- 木が大きくなりすぎて剪定を続けるのが難しい
- 高齢になり、自分で手入れできなくなった
- 将来、庭を管理する人がいない
- 隣家や道路へ枝が大きく張り出している
- 木が傾いている、または枯れている
- 落ち葉や実が近隣の負担になっている
- 家の売却や解体を予定している
- 駐車スペースなど別の用途に変えたい
剪定を繰り返す場合にも、その都度費用と管理が必要です。
これから誰が、どの程度庭を管理できるのかを考えたうえで、剪定・伐採・抜根のどこまで行うか判断することが重要です。
庭の整理を北嶺建設に相談するメリット
庭木の伐採業者、物置の解体業者、不要品の処分業者をそれぞれ探すのは、高齢の方や離れて暮らすご家族にとって大きな負担になります。
北嶺建設では、現地の状況に応じて、次のような庭まわりの工事をまとめてご相談いただけます。
- 庭木の伐採
- 木の根を取り除く抜根
- 越境した枝の処理
- 古い物置の解体・撤去
- 残置物の仕分け
- 枝、幹、根、解体材などの搬出
- 作業後の庭の整地
建設会社として、庭木だけでなく、住宅や塀、基礎、外構との位置関係も確認しながら作業方法を検討します。
「何を残し、何を処分すればよいか決められない」という段階でも構いません。
まずは現地を確認し、必要な作業と優先順位を整理します。
よくあるご質問
庭木を全部切るか決めていなくても相談できますか?
はい。残したい木と処分したい木が決まっていない場合も、現地の状況を見ながら整理できます。
倒木や越境の危険がある木を優先し、思い出の木や管理できる低木を残す方法もあります。
親の代わりに子どもから相談できますか?
ご家族からのご相談も可能です。
ただし、工事を進める際には、所有者や居住者の意思確認が必要になる場合があります。親御さんの希望も確認しながら進めます。
木を切るだけでなく、根も撤去できますか?
現地の状況によっては抜根も可能です。
ただし、根が住宅の基礎、塀、配管などに接近している場合は、周囲を傷めないよう、切り株を残す方法をご提案することがあります。
物置の中に荷物が残っていても相談できますか?
荷物の内容を確認し、必要なものと処分するものを分けてから解体します。
大切な書類、写真、道具などが残っている可能性もあるため、確認せずに物置を壊すことはありません。
費用はどのくらいかかりますか?
費用は、木の本数、高さ、幹の太さ、作業スペース、重機の使用可否、搬出距離、抜根の有無、物置の大きさなどによって変わります。
現地を確認したうえで、作業内容と費用をご説明します。
札幌で終活・実家の庭整理をお考えの方へ
庭木や物置は、急いで整理しなくても、すぐに生活に支障が出るものではありません。
そのため、つい後回しになりがちです。
しかし、木は毎年成長し、物置は少しずつ傷んでいきます。
体調を崩した後や、家が空き家になった後では、ご本人の希望を確認しながら整理することが難しくなる場合もあります。
まだ元気なうちに、
「どの木を残したいか」
「庭を今後誰が管理するか」
「物置の中に何が入っているか」
をご家族で話しておくことが、将来の負担を減らすことにつながります。
北嶺建設では、庭木の伐採だけを急いで勧めるのではなく、お客様やご家族のお話を伺いながら、今後の暮らしに合った整理方法を考えます。
札幌市・清田区・北広島市・恵庭市周辺で、終活に伴う庭じまいや、親御さんの家の庭木・物置についてお困りの方はご相談ください。
写真をLINEやメールでお送りいただくこともできます。
「まだ工事をするか決めていない」
「どこまで整理すればよいか分からない」
という段階でも、まずは庭の状態をお聞かせください。
思い出を大切にしながら、これから安心して管理できる庭へ。北嶺建設がお手伝いします。
電話:011-889-2833
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村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。
保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。

