札幌市厚別区で承った、ロール網戸 交換の施工事例です。「網戸を引き出すヒモが切れて、元に戻らなくなった」という、ロール網戸で特に多いトラブルでした。2026年の夏も札幌はすでに暑い日が続いており、網戸が使えないと窓を開けられず困る、というご相談が増える時期です。ヒモ切れしたロール網戸をスライド式(横引き)網戸へ取り替えた流れと、修理と交換の判断基準をご紹介します。
- ロール網戸がヒモ切れ・動作不良になる理由
- 修理で済ませるか、スライド式へ交換するかの判断基準
- 現地調査から取り付け完了までの工事の流れ
- 網戸交換で一番気をつけるポイント(レール・戸車の調整)

ご依頼の背景と現場の状況
ご相談のきっかけは、「窓に付いているロール網戸のヒモが切れて、網が元に戻らなくなった」というお悩みでした。ロール網戸とは、使わないときに網を枠内へ巻き取って収納できるタイプの網戸です。
現地を確認したところ、操作ヒモ(コード)が切れて網を引き出せない状態でした。ロール網戸は内部に巻き取り機構があり構造が複雑なため、部分修理も検討しました。ただ、お客様から「この先も長く使い続けたい」とのご希望があり、修理を繰り返すよりも、耐久性が高くメンテナンスもしやすいスライド式(横引き)網戸へ取り替えるほうが安心ということで、今回は交換をご提案しました。
ロール網戸がヒモ切れ・動作不良になりやすい理由
不具合の多くは、操作コードや巻き取り機構といった「動く部分」の消耗が原因です。使わないときに網をスッキリ隠せるのがロール網戸の魅力ですが、構造上どうしても傷みやすい箇所があります。
- 操作ヒモ(コード)の摩耗・切れ…開け閉めのたびにヒモへ負荷がかかり、使用年数とともに擦り切れることがあります
- 巻き取り部分のギア・パーツの摩耗…網を巻き取る機構が複雑なため、ここが傷むと途中で止まる・戻らなくなる
- レール内のゴミ詰まり…砂やホコリが溜まると動きが渋くなり、無理に動かすとさらに負荷がかかります
- 網がレールから外れる…一度外れると、自力での復旧が難しいことが多いです
特に操作ヒモの切れは突然起こりやすく、いったん切れると自力での復旧が難しいのが特徴です。では、切れたら必ず交換なのかというと、そうとも限りません。
修理で済ませるか、スライド式へ交換するか
コードの傷みだけなら修理、巻き取り機構まで消耗していれば交換、というのが私たちの基本的な判断軸です。両者の違いを整理すると次のようになります。
| 項目 | ロール網戸の修理 | スライド式への交換 |
|---|---|---|
| 費用感 | 比較的抑えやすい | 本体費用がかかる |
| 再発リスク | 機構の消耗が進んでいると再発しやすい | 構造がシンプルで壊れにくい |
| その後の維持 | ヒモ・機構の消耗が続く | 網が破れても張り替えだけで済む |
| 収納性 | 網を巻き取って隠せる | 常に枠の片側へ寄せる形になる |
スライド式にも注意点はあります。窓枠(サッシ)の形状によってはレールの取り付け加工が必要になること、既存のロール網戸を撤去した跡の処理が要る場合があること、そして網戸を巻き取って隠すことはできなくなることです。見た目のスッキリ感を優先される方には、ロール式のまま修理する選択も残ります。「壊れにくさ」と「維持のしやすさ」を重視されるなら、経験的にはスライド式への交換をおすすめしています。今回のお客様も長く使い続けたいというご希望でしたので、交換で進めました。
現地調査から取り付け完了までの工事の流れ
今回の工事は、現地調査・採寸、商品手配、取り付けという3段階で進めました。取り付け自体は約10分ですが、その精度を決めるのは最初の採寸です。
まずお客様のご自宅にお伺いし、窓枠の寸法を確認しました。幅・高さの採寸はもちろん、既存のロール網戸の取り付け状態、レールの形状・状態も細かく確認します。スライド網戸を正確に発注するためには、この採寸が最も大事な工程です。現地調査をきちんとやっておくかどうかで、取り付け当日の精度が大きく変わります。
採寸データをもとに、スライド式の網戸本体を発注します。窓枠のサイズに合わせた製品を手配するため、一定の納期がかかります。今回は商品の到着を確認してからお客様に取り付け日程をご連絡し、都合の良い日を調整しました。商品が届く前に日程だけ押さえてしまうと、納期がズレた時に迷惑をかけます。到着を確認してから連絡、というのが私たちのやり方です。
当日の取り付け作業は約10分で完了しました。事前の採寸が正確だったおかげで、本体はスムーズに収まりました。取り付け後は戸車の高さを微調整し、指一本で軽く動くことと、閉めたときに枠との隙間が出ないことを確認してお引き渡しです。


網戸交換で一番気をつけるポイント(レール・戸車の調整)
スライド網戸で最も大事なのが、レールと戸車(網戸下部のローラー)の調整です。ここがずれていると、
- 開け閉めが重い・引っかかる
- 枠との間にすき間ができて虫が入ってしまう
といったトラブルにつながります。戸車には高さ調整ネジがあり、左右の高さを微調整して網戸が垂直にまっすぐ動くようにします。わずか数ミリの違いでも使い心地が大きく変わるため、最後の仕上げの調整がプロの腕の見せどころです。

ロール式からスライド式へ交換する場合、窓枠の形状によってはレール加工が必要なケースがあります。「交換できるかどうか」は現地を見ないとわかりません。ご自身での判断は難しい場合が多いため、まず現地確認をご依頼ください。
完成後の確認と、お客様の反応

作業完了後、実際に網戸を開け閉めしていただいたところ、「こんなに軽く動くんですね」とのお声をいただきました。動きの軽さを気に入っていただけたようです。
奥様あ、軽い!
指一本で動く感触を確認していただいて、閉めたときの枠との納まりも確認。問題なしです。
札幌の夏も網戸はまだまだ必要です(エアコンと併用して省エネ)
近年は札幌でも真夏日・猛暑日が増え、エアコンが欠かせなくなりました。それでも、風のある日は網戸が活躍します。虫の侵入を防ぎながら、心地よい外気を取り込めるのが網戸の役割です。
- 風のある日は、自然の風で室内をクールダウン
- エアコンと併用して、電気代を抑える省エネ対策
7月〜8月は網戸のご相談が集中しやすく、本体の手配にも納期がかかります。厚別区や清田区をはじめ札幌市内で、ロール網戸が不調になったタイミングで扱いやすく長持ちするスライド式へ取り替える方が増えています。窓を開けたい季節に間に合わせるなら、早めの現地調査がおすすめです。
まとめ:ロール網戸 交換で押さえたいポイント
- ロール網戸のヒモ切れ・動作不良は、コードや巻き取り機構の消耗が原因。修理で対応できるケースもあるが、再発リスクがある段階ではスライド式への交換も選択肢になる
- ロール式からスライド式への交換は、事前の採寸・窓枠確認が必須。現地調査なしには正確な手配ができない
- 取り付け後のレール・戸車の調整で「軽く動くか」「隙間が出ないか」を確認することが、使い心地と防虫性能の両方に関わる
- 費用は窓サイズ・レール加工の有無・本体グレードで変動します。目安として、現地確認後にお見積りをご提示しています(税別)
よくあるご質問
網戸のコードが切れてしまいました。修理できますか?
コードの交換だけで直るケースもあります。修理してもしばらくして同じ不具合が再発することがあります。現地で状態を確認してからご提案します。
今の窓に網戸を後付けしたいのですが、どの窓にでも取り付けられますか?
窓枠の形状によってはレール加工が必要になるケースがあります。「取り付けできるかどうか」は現地を見ないとわかりません。まず現地調査をご依頼いただくのが確実です。
網戸の交換費用はどのくらいかかりますか?
窓のサイズ・レール加工の有無・網戸本体のグレードで変わります。当社では現地確認後にお見積りをご提示しています。目安費用は現地調査の際にお伝えしていますので、お気軽にご相談ください(税別)。
網戸を閉めているのに虫が入ってきます。なぜでしょうか?
網戸と窓枠の隙間が原因のケースが多いです。戸車の摩耗や取り付け時の傾きで、わずかな隙間が生じることがあります。動きが重くなってきたら、早めに点検されることをおすすめします。
網戸の交換や修理はどこに頼めばよいですか?札幌市内でも対応していますか?
網戸交換は建具を扱う工務店や、住宅リフォーム会社が対応しています。札幌市清田区に拠点を置く北嶺建設では、厚別区・清田区を中心に市内全域でご相談を承っています。まず現地調査からどうぞ。
村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。
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