ロール網戸からスライド網戸へ交換|札幌市厚別区の施工事例

網戸交換を札幌市内で依頼するなら、ただ網を張り替えるだけでなく「方式の見直し」まで含めて相談できる業者を選んでほしい、と思っています。今回は厚別区のお客様から「ロール網戸のヒモが切れて、動きも固くなった」というご相談をいただきました。修理ではなく、構造がシンプルで使いやすいスライド式への交換をご提案し、現地調査から取り付けまでを担当した事例です。

この記事でわかること
  • ロール網戸がヒモ切れ・動作不良になる理由
  • スライド式(横引き)網戸に交換するメリットと注意点
  • 現地調査から取り付け完了までの工事の流れ
  • 網戸交換で一番気をつけるポイント(レール・戸車の調整)

ご依頼の背景と現場の状況

交換前のロール網戸。操作コード(ヒモ)が切れ、巻き取りも固くなっていた状態(作業前)
交換前のロール網戸。操作コード(ヒモ)が切れ、巻き取りも固くなっていた状態(作業前)

今回お伺いしたのは、札幌市厚別区の一般住宅。窓に設置されていたのは、いわゆる「ロール網戸」と呼ばれるタイプです。スダレのように網を巻き取って収納できる仕組みで、見た目がすっきりするため、建築時に採用されることが多い製品です。

ただ、弱点があります。

操作には細い「コード(ヒモ)」を使います。この機構が、年数とともに消耗します。コードは摩耗で切れやすくなる。今回のお客様も、ちょうどその段階に来ていました。コードが切れてしまい、本体の動きも固くなって、窓を開けたくても開けられない状態が続いていたとのことです。

「ずっとストレスだった」という言葉が、正直なところを表していると思います。毎日使う場所ですから。

去年からずっとこのままで…

修理で対応するか、方式ごと変えるか。ここで少し迷いました。
お客様の「長く安心して使いたい」という気持ちを聞いて、スライド式への交換をご提案しました。

なぜスライド式(横引き)網戸を選んだのか

スライド式の網戸は、構造がシンプルです。上下のレールに沿って網戸本体が横に滑る。それだけです。

動く部品が少ないということは、壊れる箇所が少ないということでもあります。ロール式のようにコードが劣化するという心配がなく、戸車と網の状態を維持すれば長く使えます。毎日ストレスなく使えて、メンテナンスの手もかかりにくい。再発リスクを下げたい、という判断ではスライド式に分があると感じています。

ロール網戸とスライド網戸の違い(簡単に)
  • ロール(巻き取り)式:収納時はコンパクト。コードが消耗品で、年数経過とともに不具合が出やすい
  • スライド(横引き)式:構造シンプル。動く部品が少なく、引っかかりにくい。交換・調整もしやすい

ただし、ロール式からスライド式への交換は「網戸を入れ替えるだけ」では済みません。窓枠側のレールの形状や、戸当たりの状態を確認する必要があります。スライド網戸がきちんと走れる下地が整っているかどうか。これを確認するために、事前の現地調査が必要でした。

工事の流れ:現地調査から取り付け完了まで

STEP
現地調査・採寸(1日目)

まずお客様のご自宅にお伺いし、窓枠の寸法を確認しました。幅・高さの採寸はもちろん、既存のロール網戸の取り付け状態、レールの形状・状態も細かく確認します。スライド網戸を正確に発注するためには、この採寸が最も大事な工程です。段取り八部、という言葉を私はよく口にしますが、現地調査をきちんとやっておくかどうかで、取り付け当日の精度が大きく変わります。

STEP
スライド網戸を発注・商品手配

採寸データをもとに、スライド式の網戸本体を発注します。窓枠のサイズに合わせた製品を手配するため、一定の納期がかかります。今回は商品の到着を確認してからお客様に取り付け日程をご連絡し、都合の良い日を調整しました。商品が届く前に日程だけ押さえてしまうと、納期がズレた時に迷惑をかけます。到着を確認してから連絡、というのが私たちのやり方です。

STEP
取り付け作業(約10分で完了)

当日の取り付け作業は約10分で完了しました。事前の採寸が正確だったおかげで、本体はスムーズに収まりました。取り付け後は戸車の高さを微調整し、指一本で軽く動くことと、閉めたときに枠との隙間が出ないことを確認してお引き渡しです。

既存のロール網戸を取り外している様子(作業中)
既存のロール網戸を取り外している様子(作業中)
スライド網戸本体をレールに取り付け、高さを微調整している様子(作業中2)
スライド網戸本体をレールに取り付け、高さを微調整している様子(作業中2)

取り付けで一番気をつけた場所:レールと戸車の調整

網戸の取り付けで、最も気を使うのはここです。

レールに対して、本体が水平・平行に収まっているかどうか。

少しでも傾くと、戸車が片方のレールに当たって動きが重くなります。長期的には戸車が偏摩耗して、またガタつきの原因にもなります。それだけでなく、網戸の枠と窓枠の間にわずかな隙間ができて、そこから虫が入り込むことがあります。「網戸しているのに虫が入る」という相談を受けることがありますが、そういう場合は隙間が原因のケースが多いです。

戸車の高さを微調整しながら、動きと密閉の両方を確認する。派手なことは何もありません。ただ、ここを丁寧にやるかどうかで、使い心地が全然変わります。

戸車の調整後、指一本で軽く動くことを確認している様子(作業後UP)
戸車の調整後、指一本で軽く動くことを確認している様子(作業後UP)
注意

ロール式からスライド式へ交換する場合、窓枠の形状によってはレール加工が必要なケースがあります。「交換できるかどうか」は現地を見ないとわかりません。ご自身での判断は難しい場合が多いため、まず現地確認をご依頼ください。

完成後の確認と、お客様の反応

交換後の横引きスライド網戸。枠との納まりもきれいに仕上がっています(作業後)
交換後の横引きスライド網戸。枠との納まりもきれいに仕上がっています(作業後)

取り付け後、お客様に実際に動かしていただきました。

奥様

あ、軽い!

指一本で動く感触を確認していただいて、閉めたときの枠との納まりも確認。問題なしです。

網戸まわりは「使えればいい」と後回しにされることが多い場所です。でも毎日触れる部分だからこそ、方式の見直しから動きの軽さまで含めてご提案できるのが、建具まわりも扱う工務店の強みだと思っています。「修理か交換か」「同じ方式か、別の方式か」、ここを含めて相談できる場所が近くにあると、長い目で見ると費用も手間も抑えられます。

札幌市内・清田区・厚別区周辺で網戸交換をご検討の方は、まず現地確認からご相談ください。無理に工事をおすすめすることはありませんので、ご安心ください。

まとめ:今回の網戸交換でわかったこと

  • ロール網戸のヒモ切れ・動作不良は、コードの消耗が原因。修理で対応できるケースもあるが、再発リスクがある段階ではスライド式への交換も選択肢になる
  • ロール式からスライド式への交換は、事前の採寸・窓枠確認が必須。現地調査なしには正確な手配ができない
  • 取り付け後のレール・戸車の調整で「軽く動くか」「隙間が出ないか」を確認することが、使い心地と防虫性能の両方に関わる
  • 費用は窓サイズ・レール加工の有無・本体グレードで変動します。目安として、現地確認後にお見積りをご提示しています(税別)

よくあるご質問

網戸のコードが切れてしまいました。修理できますか?

コードの交換だけで直るケースもあります。修理してもしばらくして同じ不具合が再発することがあります。現地で状態を確認してからご提案します。

今の窓に網戸を後付けしたいのですが、どの窓にでも取り付けられますか?

窓枠の形状によってはレール加工が必要になるケースがあります。「取り付けできるかどうか」は現地を見ないとわかりません。まず現地調査をご依頼いただくのが確実です。

網戸の交換費用はどのくらいかかりますか?

窓のサイズ・レール加工の有無・網戸本体のグレードで変わります。当社では現地確認後にお見積りをご提示しています。目安費用は現地調査の際にお伝えしていますので、お気軽にご相談ください(税別)。

網戸を閉めているのに虫が入ってきます。なぜでしょうか?

網戸と窓枠の隙間が原因のケースが多いです。戸車の摩耗や取り付け時の傾きで、わずかな隙間が生じることがあります。動きが重くなってきたら、早めに点検されることをおすすめします。

網戸の交換や修理はどこに頼めばよいですか?札幌市内でも対応していますか?

網戸交換は建具を扱う工務店や、住宅リフォーム会社が対応しています。札幌市清田区に拠点を置く北嶺建設では、厚別区・清田区を中心に市内全域でご相談を承っています。まず現地調査からどうぞ。

この記事を書いた人

村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。



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