はじめに:「煙突が危ないかもしれない」からはじまった工事
今回のご依頼は、札幌市南区の一戸建て住宅に残された古い煙突の解体・撤去でした。
長年使われなくなった煙突が屋根の上にそのまま残っており、「触るとぐらつく気がする」「このまま放っておいて大丈夫なのか」とご不安を感じたお客様からご連絡をいただきました。
現地調査で屋根に上がって確認したところ、煙突の目地がボロボロに崩れており、一部がぐらついている状態でした。早急な撤去が必要と判断し、工事を進めることになりました。また、どうせ足場を組むならと、屋根塗装もあわせてご依頼いただき、一度の工事で両方を完了しました。
なぜ古い煙突は危険なのか?
北海道の古い住宅には、かつてストーブや薪炭を使っていた名残で煙突がそのまま残されているケースが少なくありません。現在は使っていなくても、撤去されずに屋根の上に取り残されているのです。
放置された煙突が危険な理由は主に3つあります。
① 寒暖差によるひび割れ 札幌では冬の間、気温がマイナスになる夜とプラスに戻る昼が交互にやってきます。水が凍るたびに膨張し、溶けるたびに縮む——この繰り返しが、レンガやモルタルを少しずつ内側から壊していきます。
② 積雪・雪解けの荷重 屋根の上に積もった雪が滑り落ちる際、煙突に衝突することがあります。また雪解け水が煙突の根元に溜まりやすく、腐食や基部の緩みを引き起こします。
③ 外観からは劣化がわかりにくい 煙突の外壁がきれいに見えていても、内部の鉄製部材が錆びていたり、モルタルが内側から崩れていたりするケースがあります。地上からの目視だけでは判断がつかないため、専門家による近距離での確認が必要です。
工事の流れ
煙突の構造・材質・固定状態、屋根の劣化状況を確認します。北嶺建設では現地調査・お見積もりは無料で承っています。
屋根上での安全な作業のために仮設足場を設置します。煙突解体と屋根塗装を同時に行う場合、足場を1回で共用できるため、費用と工期の節約になります。
解体時の破片や粉塵が周囲に飛散しないよう、煙突周辺をシートで覆い丁寧に養生します。特にレンガ造りの煙突は破砕時に細かな欠片が出やすいため、養生は重要な工程です。
養生が完了したら解体作業に入ります。上から順に少しずつ解体し、廃材を安全に下ろしていきます。煙突の根元部分は屋根材と接しているため、撤去後の防水処理も丁寧に行います。
煙突撤去後、屋根全体を高圧洗浄で汚れを除去してから、下塗り→中塗り→上塗りの3工程で塗装します。
塗装の乾燥確認後、足場を解体します。施主様と一緒に仕上がりを確認して完了です。
工事前・工事中・完成写真








煙突解体と屋根塗装を同時に行うメリット
| 別々に施工 | 同時に施工 | |
|---|---|---|
| 足場費用 | 2回分かかる | 1回で済む |
| 工期 | それぞれ別に必要 | まとめて短縮 |
| 住まいへの負担 | 2回の工事 | 1回で完了 |
| トータルコスト | 割高になりやすい | 節約しやすい |
足場の設置・撤去費用は工事費用の中でも比較的大きな割合を占めます。「どうせ足場を組むなら、まとめてやってしまう」のが賢い選択です。
アスベスト(石綿)について
築年数の古い建物の煙突や屋根材には、アスベスト(石綿)が含まれている場合があります。適切な手順を踏まずに解体・廃棄すると、健康被害や法律違反につながるリスクがあります。
北嶺建設では、工事部長の村松が石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者の資格を保有しており、アスベスト含有建材の調査・適正処理に対応しています。
まとめ
- 使われなくなった煙突でも、放置すると崩落リスクがある
- 地上からの目視だけでは劣化の程度はわからない
- 煙突解体と屋根塗装は同時施工が費用・工期の面でおトク
- アスベストの可能性がある場合は有資格者への依頼が必須
「うちの煙突、大丈夫かな?」と少しでも気になった方は、ぜひ一度北嶺建設にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。
よくあるご質問
使っていない煙突はそのままにしておいても大丈夫ですか?
使われなくなった煙突は内部から劣化が進みやすく、早めに専門業者に状態を確認してもらうことをおすすめします。特に築年数が古い建物は要注意です。
煙突解体と屋根塗装は同時に依頼できますか?
できます。足場を共用できるため、費用や工期を抑えられるケースが多いです。
費用はどのくらいかかりますか?
煙突のサイズ・劣化状況、屋根の面積・材質によって異なります。まずは無料の現地調査・お見積もりをご利用ください。
築年数が古い家ですが、アスベストが心配です。
北嶺建設では石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者の有資格者が在籍しており、適切な調査・対応が可能です。お気軽にご相談ください。
工事中の騒音や粉塵は大きいですか?
煙突解体時には打撃音が発生します。近隣へのご挨拶や養生による飛散防止など、周囲への影響を抑えた施工を心がけています。
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よくあるご質問
古い家に残っている使っていない煙突はそのままにしておいても大丈夫ですか?
使われなくなった煙突は内部から劣化が進みやすく、特に北海道の凍結融解サイクルによってひび割れや崩落リスクが高まる場合があります。早めに専門業者へ状態を確認してもらうことが一般的な対処法です。
屋根塗装と煙突解体は同時に依頼できますか?別々に頼んだほうがいいですか?
足場を共用できるため、屋根塗装と煙突解体を同時に行うと費用や工期を抑えられる場合が多いです。ただし建物の状態や煙突の規模によって最適な進め方は異なるため、現地確認での判断をおすすめします。
屋根塗装や煙突解体の費用はどのくらいかかりますか?
屋根の面積・材質や煙突のサイズ・劣化状況によって費用は大きく変わるため一概には言えません。北嶺建設では現地調査とお見積りを無料で承っていますので、まずはお電話またはLINEでお気軽にご連絡ください。
村松 拓海(有限会社北嶺建設 工事部長)
札幌市清田区を拠点に、新築・リフォーム・解体・排水管洗浄・除排雪まで現場を統括。
保有資格:石綿作業主任者、建築物石綿含有建材調査者 ほか。

