この記事でわかること
- 老朽化した店舗看板の緊急撤去工事の流れ
- 高所作業車を使った安全な看板撤去の手順
- 看板撤去後の壁面補修・タイル補修のポイント
- 看板落下事故を未然に防ぐための点検の重要性
- 費用の目安(10万円前後・税別)
今回ご紹介するのは、札幌市厚別区の店舗兼住宅にて実施した老朽化看板の緊急撤去工事の施工事例です。「看板の底が抜けてしまった。もう使わないので撤去してほしい」とのご連絡をいただき、ご依頼から中一日、日曜日にもかかわらず即日対応で工事を実施しました。
近年、老朽化した看板の落下事故が全国各地で報告されています。通行人や車両への二次被害が発生する前に対処できたことは、工事部長としても非常に意義深い現場でした。以下、工事の流れを詳しくご説明します。
施工前の状況確認|底が抜けた老朽化看板
現地調査で見えた劣化の深刻さ
現場は札幌市厚別区の幹線道路沿いに立地する店舗兼住宅。建物の外壁コーナー部に縦長の袖看板が設置されており、正面通りから非常によく目立つ位置にありました。
遠目にはまだ看板として存在感がありますが、近づいて確認すると問題は明らかでした。看板の底面パネルが完全に脱落しており、内部の蛍光管や金属フレームがむき出し状態になっています。
高所から確認したところ、鉄製の躯体フレームは全体的に深刻な錆が進行しており、取付金物のボルト類も腐食が著しい状態でした。看板を支える控え棒や壁面取付部分の金属部品も同様で、これ以上放置すれば看板全体の落下リスクが高まる状況でした。
⚠️ こんな状態の看板は要注意
- パネル面が割れている・剥がれている
- 取付金物に錆が出ている
- 看板がグラグラしている・傾いている
- 内部の蛍光管が割れている・点灯しない
- 設置から10年以上経過している
上記に当てはまる場合は、早めにご相談されることをお勧めします。
工事前の安全区画確保
施工前に必ず行うのが安全区画の確保です。今回の現場は幹線道路に面した歩道脇での高所作業となるため、通行人・通行車両への安全確保を最優先に考えました。コーン・バーで作業区画を設定し、専任の誘導員を配置して工事全体を通じて安全管理を徹底しました。
使用機械・道具|新車の高所作業車で安全・効率的に
今回使用した機械と道具
今回の工事に用意した機械・道具は以下のとおりです。
- 高所作業車:SH15C1FS(新車)…最大作業高さ約15m級のブーム式高所作業車。建物コーナー部への回り込みや繊細なポジション調整が得意な機種です。
- MAKITAセーバーソー…錆びついた金属ボルトや取付金物の切断に使用。
- マルチツール…狭い部分の切断・研削に活躍。
- バール…パネルや金物の取り外しに使用。
今回使用した高所作業車は豊原電気さんの新車で、動作が非常にスムーズでした。パートナー企業さんの機材の良さも現場の安全と作業品質を高めてくれる大事な要素だと改めて感じた現場です。高所作業では機械の状態が作業者の安全に直結しますので、機材の信頼性は非常に重要です。
協力業者との連携
今回の工事では、電気関係の処理も含む工事のため、豊原電気さんと連携して作業を進めました。依頼から中一日という短いスケジュールにもかかわらず、迅速に動いていただいたことで、日曜日のうちに工事を完結させることができました。こうした協力体制が緊急対応の要となっています。
工事の流れ|撤去から壁面補修まで
配線処理・パネル撤去・蛍光管撤去
高所作業車を建物コーナー部に配置したら、まず看板内部の配線処理から着手します。通電状態を確認した上で電源を切断し、配線を安全に処理します。次に外側のアクリルパネル面を取り外し、内部の蛍光管を慎重に撤去します。
高所作業車のバスケット内で作業者が直接手を動かして、ボルト・ビスを外していきます。長年の錆と腐食で固着しているビスも多く、セーバーソーやマルチツールを駆使して丁寧に切断・除去していきます。
取付金物の切断・看板本体の取り外し
パネルと蛍光管を撤去したら、次は壁面に固定されている取付金物と控え棒の処理です。躯体に打ち込まれたアンカーボルトや釘をセーバーソーで切断していきます。この工程が今回の工事で最も時間と技術を要する部分です。
錆が進行した金属部品は通常の工具では除去できないことも多く、工具の使い分けが重要になります。切断時に発生する金属片や錆の粉が歩道に落下しないよう、養生シートを敷きながら慎重に作業を進めます。下では誘導員が常に通行人・車両の状況を確認し、声かけを続けていました。
私自身、関東でクレーンオペレーターをしていた経験から、高所での作業中に「地上でどう見えているか」を常に意識することの大切さを知っています。今回も高所作業車上の作業員と地上の誘導員が常に声をかけ合い、安全を確認しながら進めました。
壁面補修・タイル補修
看板本体とすべての取付金物を撤去した後は、壁面の補修作業に移ります。アンカーボルトや釘を切断した跡には穴が残り、また錆汁による外壁の汚れも生じていました。

外壁タイルに残った取付跡の穴をコーキング材で丁寧に埋め、タイル補修を施して仕上げます。簡易検査で取り残しがないか、補修状態に問題がないかを確認し、工事完了となりました。
施工完了|スッキリとした外壁に
撤去後の外観

看板が撤去されたことで、建物の外観がスッキリとしました。長年にわたって設置されていた大型の袖看板が消えると、建物の印象がずいぶん変わるものです。外壁タイルの補修も整い、通行人の目線でも違和感のない仕上がりになっています。
お客様からは「昨今、看板の落下事故も多いなかで、他の方に迷惑をかける前に処置できてよかった。素早い対応と、休日にも動いてもらえて本当に助かりました」とのお声をいただきました。
費用の目安
今回の工事費用の目安
看板撤去(高所作業車使用・壁面補修含む):10万円前後〜(税別)
※看板のサイズ・設置高さ・取付状況・補修範囲によって費用は異なります。まずはお気軽にご相談ください。
看板の老朽化は早めの対処を|工事部長からのアドバイス
なぜ定期点検が重要なのか
看板は設置後、日々の風雨・積雪・気温変化にさらされ続けます。特に北海道の環境では、冬の凍結と春の融雪を繰り返すことで金属部品の腐食が想像以上に速く進みます。今回の現場でも、外から見ると一見まだ使えそうに見えましたが、内部は深刻な錆が全体に広がっていたという状況でした。
国土交通省のガイドラインでは、屋外広告物の定期点検が推奨されており、設置から一定年数を超えた看板については専門業者による点検を受けることが望ましいとされています。
こんな場合はすぐにご相談ください
緊急性が高いケース
- 看板が傾いている、揺れている
- パネルが割れた・外れた・落ちそう
- 取付部分から錆汁が流れている
- 強風・大雪の後に異音がする
- 設置から10〜15年以上経過している
落下事故は人命に関わります。「まだ大丈夫かも」と判断を先延ばしにせず、少しでも不安を感じたら早めにご連絡ください。
私たちは看板工事の緊急対応にも対応しています。今回のように休日・短期間での対応が必要な場合も、できる限り迅速に動きますので、まずはお電話でご相談ください。
まとめ
今回の工事のポイントを振り返ります。
- ✅ 底が抜けた老朽化看板を依頼から中一日・日曜日対応で緊急撤去
- ✅ 高所作業車(SH15C1FS)と誘導員による安全な施工体制を確保
- ✅ 配線処理→パネル撤去→蛍光管撤去→金物切断→取り外し→壁面・タイル補修まで一貫対応
- ✅ 費用の目安は10万円前後〜(税別)(内容により変動)
- ✅ 老朽化看板の落下事故を未然に防ぐことが地域の安全につながる
有限会社北嶺建設では、札幌市を中心に看板撤去・取付工事を承っています。「看板が古くなってきた」「傾いている気がする」「撤去したいが高所なので困っている」など、お気軽にご相談ください。
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