【施工事例】賃貸物件の掃き出し窓をカバー工法で交換|先進的窓リノベ2025補助金を活用

入居者様からのご相談

今回のご依頼は、賃貸物件にお住まいの入居者様から
「網戸に隙間ができてきちんと閉まらないので見てほしい」
というご相談がきっかけでした。

管理会社様より調査依頼をいただき、現地を確認したところ、網戸自体には問題はなく、窓枠の歪みが原因で隙間が生じていることが分かりました。

枠のゆがみは根本改善できるのか?

建物そのものが経年で動いているため、枠の歪みを根本から直すには建物全体を立て直すしか方法はありません。
しかし、それは現実的ではなく、今回は入居者様の不便を解消することが最優先でした。

そのため、既存の枠を生かしながら新しい窓を取り付けられる「カバー工法」を採用しました。

補助金を活用したカバー工法

対象となったのは 居間の掃き出し窓(W1565 × H1955、Lサイズ)
今回は「先進的窓リノベ2025」補助金の対象となり、性能区分は「A」。
1枚あたり117,000円の補助を受けることができました。

補助金を活用することで、オーナー様の費用負担を軽減しながら、入居者様の暮らしやすさを改善することができました。

工事の流れ

  • 事前調査・サイズ計測・打ち合わせ:1日
  • メーカーでの窓製作期間:数週間(仕様・サイズにより異なる)
  • 窓の取り付け工事:1日

現地での作業自体は合計2日間で完了しますが、窓はオーダー製作のため発注から取り付けまで数週間程度必要となります。
「年内に補助金を利用して工事したい」という方は、余裕を持ったスケジュールでご相談いただくことが大切です。

工事後の改善効果

交換前は、網戸がしっかり閉まらず隙間風や虫の侵入など不快感がありました。
交換後はスムーズに開閉でき、すき間なくピタッと閉まる状態に。気密性・断熱性も向上し、入居者様からもご満足いただけました。

補助金は今年が大きなチャンス

「先進的窓リノベ2025」は国の大型補助金事業ですが、今年で大規模なキャンペーンは終了予定です。

現在、国の予算に対する補助金申請額の割合は 33%に到達しています。
予算には上限があり、申請が増えると早期終了となる可能性もあります。

  • 補助金の申請は 工事完了を含めて年内まで
  • 予算がなくなり次第、受付終了

そのため、窓の交換をご検討の方は、今年中の申し込み・工事完了が非常に重要となります。

住宅省エネ2025

まとめ

今回は「網戸が閉まらない」という入居者様の声から始まり、窓枠の歪みを確認し、補助金を活用した窓交換に至った事例をご紹介しました。

建物の歪みを根本から直すことは難しくても、カバー工法による窓交換で現実的かつ効果的に改善可能です。

そして、今年も残りわずか 2か月
「先進的窓リノベ2025」補助金は予算消化が進んでおり、すでに申請額は全体の33%に達しています。
工事完了を年内に済ませる必要があるため、検討されている方にとって今が最後の大きなチャンスです。

快適で安心できる住環境のために、ぜひお早めにご相談ください。



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