- ドラム式洗濯機の排水口洗浄がなぜ難しいのか
- かさ上げ器具「ベルテックス アップ」を使った作業の流れ
- 排水の流れが悪くなる原因と対策のポイント
- 札幌市豊平区での実際の施工事例(写真あり)
「洗濯機が動かせないので、排水口の掃除ができない」——そんなお困りの声を現場でよく耳にします。特にドラム式洗濯機は縦型と比べて本体が大きく、重量も70〜100kg近くになるケースも珍しくありません。今回は札幌市豊平区のお客様から「排水の流れが悪くなった」とご連絡をいただき、洗濯機排水口の洗浄工事を行いました。かさ上げ器具を活用して解決した現場の様子を、工事部長の私・村松がご紹介します。
現場の状況|詰まりかけた排水口とドラム式洗濯機の壁
洗濯機と排水口の位置関係
現場に到着して最初に確認したのは、洗濯機と排水口の位置関係です。ドラム式洗濯機は洗濯パンの上に設置されており、洗濯機の底面と排水口の間にはほとんど隙間がありませんでした。横方向への移動もほぼ不可能な状況で、通常の手順では排水口へのアクセス自体が難しい状態です。

写真でご覧いただける通り、洗濯機底部と排水口周辺には排水ホースや配線類が入り組んでおり、強引に動かそうとすれば破損リスクもあります。こういった現場こそ、適切な道具と手順が欠かせません。
排水口の汚れ状況を確認
洗濯機を持ち上げて排水口を確認すると、かなり深刻な汚れが蓄積していました。黒いヘドロ状の汚れと糸くずが排水トラップ周辺にびっしりと絡みついており、排水の流れが悪くなっていた原因がはっきりわかりました。


正直なところ、私も現場でトラップカバーを取り外した瞬間に「これは相当溜まっているな」と感じました。糸くずのフィルターにも大量のゴミが絡まっており、洗濯機の排水性能にも影響が出ていたと思われます。
作業の流れ|かさ上げ器具を活用した排水口洗浄
ドラム式洗濯機を横に動かすことが難しい今回の現場では、かさ上げ器具「ベルテックス アップ」を使用して洗濯機を垂直方向に持ち上げ、排水口へのアクセスを確保する方法を選択しました。この器具はてこの原理で重い洗濯機を少しずつ持ち上げることができ、1人〜2人での作業も可能にする便利なツールです。

洗濯機の設置状況、排水ホースの接続、給水ホースや電源コードの取り回しを確認します。今回はドラム式洗濯機が洗濯パンにほぼ密着した状態で、横移動が困難でした。かさ上げ器具の使用方針を決定し、安全に作業できる環境を整えます。
専用のかさ上げ器具を洗濯機底部に差し込み、てこの原理で少しずつ持ち上げていきます。洗濯機を傷つけないよう養生しながら、排水口にアクセスできる高さまで慎重に持ち上げます。器具を使うことで、重量のあるドラム式でも安全に作業できます。
スペースが確保できたところで、排水トラップカバー・椀トラップ・排水フィルターを順番に取り外します。ヘドロや糸くずを除去し、各パーツをブラシや洗剤で丁寧に洗浄します。排水口内部も高圧洗浄で汚れを流し、詰まりを解消します。
洗浄済みのトラップパーツを正しい順番で取り付け直し、排水ホースを接続します。かさ上げ器具を使って洗濯機を元の位置に戻した後、試運転で排水の流れを確認します。水漏れや異常がないことを確認して作業完了です。
施工後の状態|見違えるほどクリーンな排水口に
洗浄後の排水口
洗浄後の排水口をご覧ください。洗浄前はヘドロと糸くずで真っ黒だった排水トラップが、すっきりとした状態に戻りました。

排水トラップ内部の底面まで見通せる状態になっています。これだけ汚れが除去されると、排水の流れは格段に改善されます。試運転でも排水がスムーズに流れることを確認しました。
洗濯機の設置完了
かさ上げ器具を使った作業のため、洗濯機本体への傷や損傷もなく、元通りの位置に設置することができました。排水ホースの取り回しも適切な状態に整え、すっきりとした仕上がりになっています。
かさ上げ器具「ベルテックス アップ」は洗濯機を傷つけずに持ち上げられる専用器具です。横移動が難しいドラム式洗濯機の設置環境でも、垂直方向に持ち上げることで排水口へのアクセスが可能になります。強引に動かして排水ホースや洗濯機本体を傷める心配がなく、安全・確実な作業ができることがポイントです。
工事部長からのアドバイス|排水口汚れを防ぐには
なぜ洗濯機の排水口は詰まりやすいのか
今回の現場のように、洗濯機の排水口は日常的に糸くず・皮脂汚れ・石鹸カス・ほこりが流れ込む場所です。これらが蓄積するとヘドロ状になり、排水トラップや配管内で固まってしまいます。特にドラム式洗濯機は大量の洗濯物を一度に洗えるため、排水口への負荷も大きくなりがちです。
また、ドラム式洗濯機は本体が大きく、設置後はほとんど動かせないケースが多いため、排水口の汚れに気づかないまま放置されてしまうことが少なくありません。私自身、今回のような現場に来るたびに「もう少し早く気づいていれば、もっと簡単に対処できたのに」と感じます。
排水の流れが悪くなった状態を放置すると、洗濯機エラー(排水エラー)の原因になったり、排水が逆流して洗濯パンや床が水浸しになるリスクがあります。「なんとなく排水が遅い」「洗濯機がエラーを出す」と感じたら、早めにご相談ください。
日常的にできる予防策
- 洗濯機付属の糸くずフィルター(ゴミ取りネット)を定期的に清掃する(目安:2週間〜1ヶ月に1回)
- 洗濯槽クリーナーを定期的に使用し、洗濯槽内のカビや汚れを除去する(目安:1〜2ヶ月に1回)
- 排水口が見える環境であれば、半年〜1年に一度、排水トラップの清掃を行う
- ドラム式洗濯機の場合、設置時からかさ上げ台を利用しておくと、日常のメンテナンスがしやすくなる
よくあるご質問
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洗濯機の排水口は、どのくらいの頻度でプロに清掃してもらうべきですか?
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使用頻度や洗濯物の量にもよりますが、1〜2年に一度を目安にプロによる清掃をご検討ください。排水の流れが少し遅くなったと感じたタイミングが、詰まりの手前で対処できるベストなタイミングです。放置すると洗濯機のエラーや排水逆流などのトラブルに発展することがあります。
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洗濯機を動かさないと排水口の清掃はできませんか?
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今回の施工事例のように、かさ上げ器具を使用することで洗濯機を横に移動させなくても排水口へのアクセスが可能なケースがあります。ただし、設置状況や洗濯パンの形状によって対応方法が異なりますので、まずはご相談ください。現場を確認した上で、最適な方法をご提案いたします。
まとめ
今回は札幌市豊平区にて、ドラム式洗濯機の排水口洗浄工事を施工した事例をご紹介しました。
- ドラム式洗濯機は重く横移動が難しいため、かさ上げ器具「ベルテックス アップ」を活用して作業スペースを確保した
- 排水トラップ内はヘドロと糸くずが大量に蓄積しており、排水の流れが悪くなっていた原因となっていた
- 洗浄後は排水がスムーズになり、お客様にもご満足いただけた
- 排水の流れが気になり始めたら、早めのご相談が解決への近道
有限会社北嶺建設では、排水管洗浄・排水口清掃を札幌市内および近郊にて承っております。「洗濯機が動かせない」「排水の流れが悪い」などのお悩みはお気軽にご相談ください。現場の状況を確認した上で、最適な方法をご提案いたします。
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