
最近、クレジットカードの不正利用未遂に遭いました。幸い、カード会社の不正検知システムが作動して被害を防げましたが、もし気づかないままだったらと思うとゾッとします。今回はその経緯と、不正利用を防ぐためにできる対策をお伝えします。
知らないうちに不正利用のターゲットに…
ある日、楽天カードの信用管理部から電話がありました。内容は「カードの不審な利用が検知され、一時的に利用を停止しました」とのこと。
振り返ってみると、前日スーパーで買い物をした際、カード決済ができずに戸惑ったことがありました。私は単なる磁気不良だと思い、すぐにカードの交換申請をしていたのですが、実はその時すでにカードは止められていたのです。
カード会社からのメールも届いていましたが、重要なメールだとは思わず見逃していました。


不正利用の内容とは?
カード会社によると、私のカードは アメリカの衣料品サイトで2回決済を試みられていた そうです。
- 1回目:平日の昼間(約2,000円の決済)
- 2回目:日本時間の深夜2時(再び約2,000円の決済)
幸い、カード会社の不正検知システムがこれを不審な取引と判断し、決済が通る前にカードを停止してくれました。
このような 少額決済の試み は、カード情報を盗んだ犯人が「このカードが使えるかどうか」を試す手口の一つだそうです。ここで成功すると、次は 高額な不正決済 をされる可能性が高かったとのこと。


カードは廃棄、新しい番号で発行
楽天カードの担当者からの説明では、 不正利用が試みられたカード番号は今後も狙われる可能性があるため、同じ番号のカードは再発行せず、新しい番号で発行する とのことでした。
これは 被害の拡大を防ぐための重要な措置 で、不正利用が発覚した場合は多くのカード会社で同じ対応が取られます。
不正利用を防ぐためにできること
今回、カード会社の不正検知システムが素早く動いてくれたおかげで被害は防げましたが、もし気づかずに放置していたら被害が広がっていたかもしれません。これを教訓に、 クレジットカードの不正利用を防ぐためにできること をまとめました。
1. カード利用通知をオンにする
カード会社のアプリやメール通知を設定し、 決済があるたびに通知が来るようにする と、不審な取引にすぐ気づけます。
2. 重要メールを見逃さない
今回はメールを見落としてしまいましたが、 カード会社からの「重要なお知らせ」メールは必ずチェック するようにしましょう。特に「不正利用の疑い」「カード利用制限」などの件名には注意が必要です。
3. 利用明細を定期的に確認
毎月の明細をしっかりチェックし、 身に覚えのない請求がないか確認 する習慣をつけることも大切です。
4. 使わないカードは解約する
使っていないカードは 不正利用されても気づきにくい ので、不要なカードは整理し、最低限の枚数に絞るのも有効です。
5. 海外の不審なサイトではカードを使わない
怪しい通販サイトやセキュリティの弱いサイトでカード番号を入力するのは危険です。 できるだけ信頼できる決済サービス(PayPalなど)を使う のもリスク回避になります。
まとめ:不正利用は他人事ではない!
今回、幸いにも被害には遭いませんでしたが、 クレジットカードの不正利用は誰にでも起こり得る ものです。カード会社のセキュリティ対策だけでなく、自分自身でも 早めに異変に気づき、適切に対処する意識 を持つことが大切だと痛感しました。
みなさんも、 カードの利用状況をこまめに確認し、不正利用の兆候に気をつけてください!


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