またまた、久しぶりの更新となりました。雪も無くなりましたね!
冬の間、リフォームをさせていただいた工事が完成しました。
まずホールから。ここでは、床材の完全な張替えを行いました。古くなった床を撤去し、落ち着いた木目調のフロアーに変更することで、空間全体がぱっと明るく、現代的な雰囲気に生まれ変わりました。
元々の和室は、畳と広い床の間(板の間)のある伝統的な空間。この部屋を、モダンで機能的な洋室に一新することにしました。畳は撤去し、フロアーに変更。壁紙は落ち着いた色で、照明はダウンライトを取り入れました、狭いながらも開放的で居心地の良い空間を実現しました。
部屋の一角には、コンパクトながら機能的なキッチンを設置。シンク、コンロ、必要最小限の収納スペースを備え、日々の食事の準備や簡単な料理にも対応できるようにしました。このキッチンがあることで、部屋の使い方が格段に広がり、快適なダイニングエリアとしても機能します。
階段への上るこのスペースは手前にテーブルを配置することで椅子の代わりにもなります。家族や友人との会話を楽しんだり、お気に入りの番組を見ながらくつろげる場所です。空間は限られていますが、その分、より密接で温かな雰囲気を醸し出しています。
新たな魅力的なスペースとして、今回のリフォームで特に注目していただきたいのが、3階の部屋へと続く階段です。従来のホールには、基準法に準拠した既存の階段が存在しますが、今回追加した階段は、まるで屋根裏へ上がるハシゴのようなデザインに仕上げました。
この階段は、ただの通路以上の意味を持ちます。手すりはシックな黒を採用し、段板には目を引く模様を施しました。これらは、壁のクリーンな白とのコントラストを生み出し、空間に洗練された雰囲気を加えています。このデザインは、機能性と美しさを兼ね備え、家全体の印象を引き立てる重要な要素となりました。
この部屋では、床・天井・壁の全てを張り替えました。古い素材を取り除き、新しい材料で一新することで、部屋全体が明るく、清潔感あふれる空間へと変貌しました。選び抜かれた素材は、見た目の美しさだけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさも考慮して選ばれています。この地道ながらも重要な変更が、部屋の快適さと機能性を大きく向上させています。
今回のリフォームは、派手さはありませんが、住む人の日々の生活を豊かにするための緻密な計画と細やかな配慮が行き届いています。見た目の変化だけでなく、住み心地の向上に重点を置いたこのリフォームは、いかがだったでしょうか?
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