今年は災害レベルの大雪でした。
雪解けが進んだ4月は雪害による工事のお問合せが多くなっています。
雪害が火災保険の対象になるかどうか気になるところだと思います。
雪害被害の種類と火災保険補償の有無について書いてみました。
被害の種類
お問い合わせのあった被害の一部です。
自宅屋根の雪庇が落ちてポリカーボネートのサンルーム屋根が歪んだ
隣の空き家の雪の落下によってアパートの屋根と外壁と窓が損傷
ウッドデッキが大雪で破損
窓の防護柵と壁の損傷
大雪による屋根の損傷
工事の内容と状況と火災保険補償の有無
ポリカーボネートサンルーム屋根については交換修理の予定で、保険の補償になりました。
アパートの外壁修理については本来はお隣の家の賠償責任ですが事情によりアパートオーナー様の火災保険を使うことができました。屋根と壁の一部修理、窓ガラス交換、網戸交換など現在工事中です。
ウッドデッキの修理は現在保険会社に確認中。災害レベルの大雪でしたが経年劣化もあるのでどのような返答がくるでしょうか。
窓の防護柵と壁は工事見積書を保険会社に申請中。
屋根の損傷は被害が大きいためまだ現場調査中。保険会社とは連絡がとれていて補償対象とのこと。
火災保険申請の注意
雪害で申請しても経年劣化では?と判断される可能性があります。雪の降る前の状況がわかる写真があればいいですね。
塀、物置、ウッドデッキ、車庫なども補償対象です。(対象外もありますので保険証券を確認してください)
屋根や壁等の雪による被害でも火災保険の補償対象だと知らない人がいます。火災保険の証券を確認してください。
火災保険を口実にしたチラシやコマーシャルには気をつけてください。悪徳業者がいっぱいいます。
災害レベルの大雪もすっかり溶けて気持ちのいい季節になりました。
毎年、春になるとリフォーム工事が増えます。
リフォームをお考えの方、気軽にお声がけください。