無落雪屋根でも油断禁物!雪庇(せっぴ)止めは「軒先ヒーター」で安心を|施工費用・電気代も解説

札幌の無落雪屋根の雪庇止め、軒先ヒーターがおススメのアイキャッチ画像

◆ 無落雪屋根でも起こる“落雪リスク”とは?

北海道の住宅やアパートでは、「無落雪屋根(むらくせつやね)」が主流です。
雪が自然に落ちない構造のため、安心と思われがちですが――

実は屋根の形状や風の影響で「雪庇(せっぴ)」が発生するケースが少なくありません。
雪庇とは、屋根の端からせり出すようにできる雪のかたまりのことで、放置するとある日突然落下してしまいます。

札幌の住宅で屋根の雪庇がせり出し車に落下しそうな様子

◆ 隣家の灯油タンクに直撃…実際にあった賠償事例

アパートの屋根から雪庇が落下し、隣家の灯油タンクを直撃。
タンクが破損し、賠償責任が発生しました。

このような被害は、通行人や駐車中の車に落ちても発生しうる深刻なトラブルです。
「無落雪屋根だから安心」と油断していると、思わぬ損害に発展する恐れがあります。

◆ 雪庇対策、フェンスと軒先ヒーターの違いとは?

雪庇を防ぐ方法として、現在おもに選ばれているのがこの2つです。

【1】屋根フェンスタイプ

屋根の端にフェンス(ストッパー)を設置し、雪庇の形成を防ぐ方法です。

■ メリット

  • 一度設置すれば追加費用がかからない
  • シンプルな構造で維持がラク

■ デメリット

  • 屋根に常設されるため外観が気になる場合も
  • 設置費用が高くなることもある
  • 勾配や形状によっては設置できない建物も

【2】当社採用:軒先ヒーター(排水路ヒーター)方式

私たち北嶺建設が採用しているのは、屋根の軒先(笠木の外側)に排水路ヒーターを設置する方法です。
雪庇ができやすい屋根の笠木先端を温めて、せり出す前に雪を融かす構造です。

■ メリット

  • 雪庇だけをピンポイントで防ぐため省エネ・低コスト
  • 外観にほぼ影響せず、見た目がすっきり
  • 小規模でも導入可能

■ デメリット

  • 冬季の電気代が月1,000~1,200円前後増加(※ヒーター部分のみ)
  • 年に2回のスイッチON・OFFが必要(12月ON/3月OFF)

電気代は意外とお手頃。軒先ヒーター方式の雪庇(せっぴ)対策

「軒先ヒーターって電気代が高いのでは?」
導入を検討中のお客様から、よくいただくご質問です。

たしかに、冬場の電気代は気になるポイントですが、実際に導入されたアパートでのデータを見ると、意外と負担は大きくありません。

当社が施工したアパートの事例では──

ヒーターの電気代は、真冬の1月〜3月でも月あたりおよそ1,000〜1,200円程度

共用部のロードヒーティングや照明などを含めると全体ではもう少しかかりますが、ヒーター自体の負担はこの程度に収まります。

さらに、サーモスタットが付いているため、気温が下がった時だけ自動で通電。ムダに電気を使わない設計になっているのも大きな安心ポイントです。

実際にお使いのオーナー様からも、

「12月にスイッチを入れて、3月末に切るだけ。あとはほとんど手間がかかりません。」

と、操作の手軽さや管理のラクさを評価いただいています。

大切な入居者様の安全対策としても、管理負担の軽減としても、軒先ヒーター方式は安心して導入できる選択肢です。

◆ 導入費用の目安はこちらです

💡 軒先ヒーターの設置費用は、1mあたり 12,000円〜(製作・工事費込)!

※建物の形状・配線距離により変動しますが、比較的リーズナブルに導入可能です。

◆ 戸建住宅にもおすすめ!個人宅での施工実績も多数

この雪庇対策ヒーターは、アパートや共同住宅だけでなく、一戸建て住宅でもご好評をいただいています。

  • 「玄関の上に毎年できる雪庇が心配だった」
  • 「勝手口やカーポートの雪が突然落ちて怖かった」

そんなお悩みにピンポイントで対応できるのが、このヒーター方式の強みです。

◆ 雪庇でお悩みの方へ|今こそご相談を!

✅毎年せり出す雪庇にヒヤヒヤしている

✅フェンスを付けたくない、でも対策はしたい

✅電気代や施工費を知ってから検討したい

そんな方は、ぜひ一度、北嶺建設にご相談ください。

📩 ご相談・現地調査・お見積りはすべて無料です!
📞 電話:011-889-2833
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