
こんにちは、北嶺建設のブログ担当です。普段は建築関連の記事をお届けしていますが、最近は工事の話題が少なく、AIを活用した取り組みについて書いています。
今回は「AI画像とAI楽曲を使ってYouTubeのLo-Fi動画を作成した」という少し変わった挑戦についてご紹介します。建築とは直接関係しませんが、AI技術の進化と可能性を知ることは、どの業界においても重要です。この記事では、AIを活用したコンテンツ制作の流れや、これからのAIの重要性についても触れていきます。
1. AIで作ったLo-Fi動画とは?
最近、YouTubeでは「Lo-Fi(ローファイ)」と呼ばれるチルな雰囲気の音楽が人気です。Lo-Fiは、作業や勉強のBGMとして利用されることが多く、リラックスできる音楽ジャンルとして注目されています。
私たちも、このLo-Fi動画をAIを活用して制作してみました。具体的には、
- AI画像生成(MidJourney)
- AI作曲ツール(Suno)
- 動画生成(Kling)
- 動画編集(Filmora)
を組み合わせて、3本のLo-Fi動画を制作しました。
2. AIを活用したLo-Fi動画制作の流れ
AIの進化により、誰でも手軽にクリエイティブなコンテンツを作れるようになりました。今回の動画制作では、以下の手順を踏みました。
① AIでLo-Fiに合うイラストを生成
Lo-Fi動画の特徴の一つは、雰囲気のある静止画やアニメーションを背景に使うことです。
- MidJourney を使用し、「どこか懐かしい暖炉と猫」や「幻想的な雰囲気の夜景と猫」をテーマに画像を作成しました。
- 何枚か試作した後、最もLo-Fiの世界観に合う画像を選びました。
画像生成AIは他にもDALL·E 3やCanvaでも作成できます。
MidJourney:公式サイト https://www.midjourney.com
DALL·E 3:公式サイトDALL·E 3 – OpenAI
Canva:公式サイトhttps://www.canva.com/
② AIでLo-Fi音楽を作成
Lo-Fi音楽をゼロから作るには作曲の知識が必要ですが、AIを活用すれば簡単に生成できます。
- Suno を使い、リラックスできるLo-Fiサウンドを自動生成。
- ドラムやメロディのバランスを調整し、より自然な楽曲に仕上げました。
音楽生成も今では編集ソフトFilmoraでも簡単にできます。
Filmora:公式サイトhttps://filmora.wondershare.jp/
③ AIを活用して動画を生成
動画の背景となるアニメーションは Kling を使用して作成しました。
- AIが自動的にエフェクトや動きを加えることで、Lo-Fiの雰囲気をより引き立てました。
Kling :公式サイトhttps://klingai.com/
Runway:公式サイトhttps://runwayml.com/research/introducing-gen-3-alpha
④ 動画編集で仕上げ
最終的に、Filmoraを使って動画を編集しました。
- 画像・音楽・動画を組み合わせ、スムーズな流れに調整。
- クロスフェードや色調補正などのエフェクトを加え、Lo-Fiの世界観を強調しました。
動画編集はCanvaでもできます。
Filmora:公式サイトhttps://filmora.wondershare.jp/
Canva:公式サイトhttps://www.canva.com/
こうして、3本のLo-Fi動画が完成しました!
3. AIツールの無料・有料プランについて
多くのAIツールには無料プランが用意されていますが、無料の範囲では制限がある場合がほとんどです。たとえば、
- MidJourney:無料プランでは生成枚数が限られており、有料プラン(月額制)でより多くの高品質な画像を生成可能。
- Suno:無料版でも曲を作れるが、商用利用や高品質な楽曲制作には有料プランが必要。
- Kling:無料で試せるが、より高度なアニメーションや長時間動画を作るには有料版が必須。
- Filmora:無料版では透かし(ウォーターマーク)が入るため、本格的な編集には有料版が推奨。
このように、無料で試すことはできるものの、本格的な作品を作るには有料プランを利用する必要があります。AIツールを活用する際は、自分の制作スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
4. まとめ
AIを活用したLo-Fi動画制作は、誰でも簡単に挑戦できるクリエイティブな取り組みです。
- AI画像生成(MidJourney、Canva)
- AI作曲(Suno、Filmora)
- AI動画生成(Kling、Runway ML)
- 動画編集(Filmora、Canva)
これらの技術を組み合わせることで、短時間でクオリティの高いコンテンツを生み出せます。
ただし、本格的な作品を作るためには、多くのAIツールが有料プランを必要とするため、どのツールに投資するかを慎重に選ぶことが重要です。
建築業界でもAIの活用が進む中、今回のような試みは新たな可能性を考える良いきっかけになりました。これからも、AI技術の進化に注目しながら、建築やクリエイティブな分野での活用を探っていきたいと思います。
もし興味があれば、今回作成したLo-Fi動画もぜひご覧ください!
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これからも、新しい技術に挑戦しながら、さまざまな視点で情報を発信していきますので、ぜひチェックしてください!
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