建築の仕事では、建物の構造や奥行きを把握するためにパース(遠近図)を描く場面があります。
以前は透視図法を使って手描きするのが一般的でしたが、現在は写真をそのまま線画化できる画像生成AIが実務レベルにまで進化しています。
今回、自分で撮影した街並みの写真を使い、
4種類の画像生成AIに同一プロンプトを入力し、線画の再現性を比較してみました。
■ 使用した画像(元写真)

■ 今回使用したAI
- Gemini(画像生成エンジン:Nano Banana)
- ChatGPT(画像生成)
- Lovart
- Midjourney
■ 使用したプロンプト
Line art perspective drawing of an ornate historic skyscraper on a city street, detailed architectural drawing style, clear single-point perspective, emphasizing verticality and window patterns, black and white sketch, sharp lines, clean street scene, no shading.
【日本語訳】 都市の通りにある装飾的な歴史的超高層ビルの線画パース、詳細な建築ドローイングスタイル、明確な一点透視図法、垂直性と窓のパターンを強調、白黒のスケッチ、シャープな線、クリーンな街並み、シェーディングなし。
■ 4つのAIを比較した結果と感想




4つの画像を並べてみました。
① Gemini(Nano Banana)

線の均一性・パースの正確さ・構図の安定度が非常に高く、
“最も機械的で誤差の少ない線画” が得られました。
- パースの狂いがほぼ無い
- 線が細く均一
- 建築CADのような仕上がり
建築用途では最も信頼感があります。
② ChatGPT(画像生成)

プロンプト理解力が強いため、
Geminiとほぼ同じ精度の線画 を生成しました。
- ディテールの抜けが少ない
- 構図・遠近感が正確
- 線も均質で見やすい
今回の条件では、この2つはほぼ互角でした。
Chatgptで画像を生成すると背景が黄色っぽく出ることがあるが、プロンプトで明確に白背景を指定すれば解消できる。
③ Lovart

Lovartも同様に指示通りで、
誤差の少ない忠実な線画 を生成。
- ChatGPT寄りのバランスの良い仕上がり
- 写真の構図を忠実に再現
- 特徴のクセが少ない
実務でも十分使えるレベルの線画でした。
④ Midjourney

ここだけ明確に方向性が異なります。
- 線に“独自の味”が出る
- 写真の形状を少し解釈する
- アート寄りの見た目になる
- 構図にわずかな変化が入ることがある
良い悪いではなく、
“クリエイティブなパースになりやすいAI”
という特徴がはっきり出ていました。
■ 結論:今回の比較で得られた気づき
4つのAIを同じ条件でテストしたことで、
- プロンプト忠実型と、
- センス解釈型(Midjourney)
の違いがはっきり見えました。
特にMidjourneyは、機械的にトレースするのではなく、
“きれいに見える線”を選ぶような独自の味があり、
最終的に最も気に入った仕上がりでした。
今回ご紹介したように、AIの活用は建築の現場でもますます広がっています。
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